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神アニメランキング虹見式! 2周年記念!令和に語り継ぎたい神アニメ12選!!
当サイトも、皆様のおかげで、2周年を迎えましたー!!
最近はちょっと更新が滞り気味で申し訳ありませんが(^^;、人生を変えるような感動を味わえる「神アニメ」を紹介し、アニメの世界で自由に生きる「ジョーカー」と呼ばれるキャラのように、自分の人生も自由自在に生きられる研究を進めていきます。これから、「神アニメ」を通じて、「ジョーカー」のように何ものにも支配されず、自由に生きるジョーカーのような生き方をしていくコミュニティも立ち上げたいと思っています。これからの時代は、とことん楽しみを追求して、自由に生きていきたいですよね!!
さて、今回は2周年記念といたしまして、私自身も神アニメ研究家として情報発信を始めて2年が経ち、その間元号は平成から令和に変わりましたが、たとえ時が流れ時代は変わっても、次の世代に残したいアニメ作品、虹見式として語り継ぎたい名作、これを見れば間違いない!という「神アニメ」を厳選して12本紹介して参ります!
『Re:ゼロから始める異世界生活』
作者:長月達平
制作:WHITE FOX
放送:2016年4月〜9月
虹見式・総合ランキングベスト30でも第2位に輝いた、通称『リゼロ』ですが、私にとってこの作品は、文字通り人生を変える感動を味わった作品であり、このサイトを始めるきっかけになった作品です。まだ、当サイトでも特集していませんが、こだわりが強すぎて取り上げていないだけなんです(笑)第2期の制作は決定しているので、遠くないうちに特集を組みたいと思っています。
簡単なあらすじ
引きこもりの高校生、菜月スバルは、夜中のコンビニに行った帰り、突然異世界に召喚されてしまう。特別な能力もなく、誰にも助けて貰えない中、タチの悪い若者に絡まれた時、ある少女・エミリアに助けられる。スバルはエミリアに淡い恋心を寄せるが、その姿は、この異世界では”魔女”と恐れられる銀髪のハーフエルフだった。
助けられた恩を返す為にエミリアの探し物の手伝いをするが、行き着いた小屋で、エミリアは殺され、スバルも殺されてしまう。しかし、スバルは死んでいなかった。スバルが異世界に来た時に戻っていたのだ。スバルには「死に戻り」という能力(呪い)があり、死んだらループしてある時点に戻ってしまうのだった。この呪いの力を使って、「絶望」に繋がる運命と戦う物語です。
詳しくは、またコラムにしていきますが、参考までに、「虹見式・総合ランキングベスト30」をご覧ください!
『化物語シリーズ』
作者:西尾維新
制作:シャフト
放送:2009年〜
2009年に放送して以来、シリーズとしていくつもの物語が放送され、昨年にも『続・終物語』が劇場公開されるなど、長く根強い人気を誇る作品です。
虹見式を運営してから見始めて、一気に全作見ましたが、とても大きな影響を受けた神アニメです。
ファーストシーズンの『化物語』はコラムとして取り上げ、当サイトでも2番目に読まれている人気作品なんですが、この作品を見始めてシリーズを追うごとにどんどんこの世界観にどっぷりと浸かり、奇才・西尾維新が描く世界、生み出される強烈な個性を持ったキャラに対して、深い愛情さえ持ってしまうほどでした。私の世界の中では、化物語に出てくるキャラは、間違いなく存在し、実際に生きています。そんな感覚さえ持ってしまうような「神アニメ」です。
ファーストシーズンの『化物語』こそコラムにしましたが、いずれシリーズとして特集したいと思っています。それほどまでに残すべき「神アニメ」だと思っています。
ただ、全シリーズを観るのは大変かもしれませんが、見始めたら全部観たくなってしまうのではないかと思うので、まずは『化物語』の世界に一歩足を踏み入れてはいかがでしょうか?
注目すべきキャラクター「忍野メメ」
当サイトは「ジョーカー」という、何ものにも縛られず誰からも支配されない、自由なキャラを研究していますが、『化物語』での「ジョーカーキャラ」と言えば、「忍野メメ」です。
ファーストシーズンでは、存分に活躍し、途中から万能が故に退場しますが、主人公の阿良々木暦を助け、導くようなメンターのような存在でもり、トリックスターのような存在であります。全てをわかったかのように振る舞い、自らは「バランサー」として、バランスを調整するように動きます。
また、名言クリエイターでもあり、個人的に衝撃を受けた言葉が、
「助けない。人は勝手に助かるだけだ。」
という名言であり、彼の考え方です。これには、衝撃を受けました。かなり影響を受けて、自分の価値観や考え方まで変わってしまったほどです。
『化物語』を観る上で、ぜひ「忍野メメ」というジョーカーキャラにも注目して観てみてくださいね!
『HUNTER×HUNTER』
作者:冨樫義博
制作:マッドハウス
放送:2011年〜2014年(2作目)
言わずと知れた休載の王様「冨樫義博」による名作『HUNTER×HUNTER』は、少年ジャンプで絶賛休載中で、漫画界では何かと賛否両論巻き起こす作品です。
『HUNTER×HUNTER』ファンのことは「冨樫信者」と呼ばれていますが、なぜ『HUNTER×HUNTER』がここまで人気があり、ものすごく支持されたり、逆にディスられたりして良くも悪くも賛否両論を巻き起こすのか。
それは、やはり『HUNTER×HUNTER』が描いているものにあると思います。
それが何かというと、既に『HUNTER×HUNTER』特集は完了しているので、コチラをご覧ください(笑)
いかがでしょうか?全11シリーズにも及ぶ特集(笑)
アニメを全話見るのと、コラムを読むのと、どっちが大変かわかりませんが(笑)、シリーズ毎にその魅力を盛り込めたと思っています。
その中で、注目すべき「ジョーカーキャラ」を二人紹介します。
ジン=フリークス
主人公ゴンの父であり、ゴンの旅の目標の存在でした。アニメの最終シリーズである「会長選挙編」でやっと登場しましたが、『化物語』の忍野メメに続き、ジンの名言からも私の人生を左右する大きな影響を受けました。
その名言は、
「道草を楽しめ。大いにな。
欲しいものより大切なものが、きっとそっちに転がってる。」
というものです。
私は神アニメ研究家になって、『HUNTER×HUNTER』を研究して以来、「道楽家」として生きようと思い立ちました。「道楽」とは「道を楽しむ」という意味です。道を楽しむことができることが、有意義な人生を送ることにもなり、楽しんだ上で欲しいものを手に入れてしまう、と思っています。
実は最近、当サイトでは「会長選挙編」を描いたコラムの閲覧数が上がっているんです。ジンのメッセージと共に、私の伝えたいものが伝わっているのかなと感じ、嬉しく思います。
そこで最近は密かに「道楽家」として生きる集団『道楽舎』というものを立ち上げました(笑)現在メンバーは3人ですが、後々は、私の夢でもあるアニメを制作することや、アニソンを作ったり、原作小説を出したり、出版社、制作会社、メディアを合わせたようなコミュニティにしていきたいなと思っています。
近いうちに、このコミュニティの詳細も告知できると思いますので、読者の方で自分もぜひ「道楽家」として生きたい!と思う方は、ぜひぜひ楽しみにしていてくださいね!!
パリストン=ヒル
同じく、会長選挙編で登場した、ネテロ会長の側近にして、十二支んの「子(ね)」であるパリストンも、「ジョーカーキャラ」の一人です。そもそもネテロ自身もジョーカーの一人だと言えますが、会長選挙をひっ掻き回し、ジンでも制御できない程の存在で、他の十二支んでは相手になりません。「ネテロ会長でさえ御しきれなかった」と、協会事務のビーンズは語っていますが、パリストンには、どうすればどうなるのかがわかっていて、勝てるのに勝とうとしない。かといって負けようともしない。ジンにして「最強だろ?」と言わしめるほどです。そして、結果がわかっているから、平気で自分に不利な提案もするし、受け入れることもできます。そのパリストンも、ジンとネテロのことだけは認めています。ジョーカー同士だからこそ通じるものがあるのでしょう。
『HUNTER×HUNTER』でのジョーカーに共通するのは、「自分が楽しむ」ということを第一にしているということです。その上で、楽しめる実力があります。そして、それは不思議と、結果的には一番良い結果にもなります。パリストンの場合、ちょっと歪みがあるのでなんとも言えませんが、ただ、結果的には会長選挙でも楽しむだけ楽しんで、最終的に会長を辞退して十二支んも脱退しました。ハンター協会や十二支んにとっては都合がよくなったでしょう。
そんな誰も手が付けられないようなパリストンを、もはや困ることもない自分を困らせるために敢えて側近するようなネテロもまた「ジョーカー」の一人で間違いありません。
このように、ジョーカー研究をするのでも『HUNTER×HUNTER』はとても参考になるのですが、それは何と言っても作者の冨樫自身がリアルジョーカーだからこそ描けるんだと思います。だって「冨樫働けー!!」と、どんなに書き込んでも働かないんですもん(笑)。なにせ、読者アンケート至上主義の少年ジャンプにおいて、何度も長期休載を許される唯一無二の漫画家ですから…^^;
『進撃の巨人』
作者:諌山創
制作:WIT STUDIO
放送:2013年〜
ご存知『進撃の巨人』ですが、アニメは2013年に放送が始まり、現在第3期まで放送され、来年、最終シリーズとなる第4期が放送予定です。漫画の原作も佳境を迎えていますが、この作品は、21世紀を代表する世紀の名作と言っても過言ではないでしょう。
まだコラムには取り上げてはいませんが、完結してから思う存分シリーズとして特集しようと思っています。
作家の教科書的作品
この作品は、漫画家や作家を目指す人であれば、教科書としてオススメしたいほど完成度が高く、ストーリー構成、世界観、キャラ、衝撃度など、あらゆる部分でお手本となる作品だと言えます。諌山先生も自称していますが、漫画の画力が低いと言われていて、当初から話題にはなっていたものの、アニメ化によって爆発的な人気になった作品だと言えます。アニメのクオリティが高く、人気に火がついて、原作を読まないアニメ派のファンもいるそうですが、いやいや、原作のあの感じだからこそ、面白さが増すこともあるんですよ。下手とは思いませんが、決して上手いとも言えず、だからこそ、絵からは読み取れないところがあって、それが考察対象になったり、後々の伏線になったりします。ある意味では、たとえ画力が低くても、面白い作品が作れることの証明と言えるかもしれません。そういう意味で、原作もアニメも合わせてトータルで完成度の高い素晴らしい作品です。
私は原作をリアルタイムで追っていますが、毎回毎回衝撃を残して次がどうなるかワクワクしてしまうのは、本当に凄いことだと思います。つくづく、週刊ではなく月刊連載が正解だなと思います。
『進撃の巨人』の魅力は、コラムにしてじっくりお伝えしたいと思いますが、完結までお待ちください(笑)
『コードギアス〜反逆のルルーシュ〜』
監督:谷口悟朗
制作:サンライズ
放送:2006年〜2008年、2018年
虹見式・総合ランキング堂々の1位になった『コードギアス〜反逆のルルーシュ〜』も、当然オススメの作品です。2006年に放送されましたが、今なお色褪せない面白さや感動があります。第1期に関しては、3本に渡ってコラムで紹介しました。第2期のR2も、コラムにしたいと思ってはいるのですが、いつになることやら(笑)
私は現在、「note」というポータルサイトでアニメに限らず、様々なテーマで毎日投稿を続けていて、もうすぐ一年になりますが、その中で、「コードギアス名言シリーズ」をお送りしています。名言からコードギアスを振り返るという形で、コードギアスの新たな魅力をお伝えしています。それも、もうすぐ第1期が終了しそうなので、第2期の名言シリーズが終わる頃に、コラムにできればなと思います。
https://note.mu/joker369max/m/m3341d739ce7a
また、放送終了から10年の時を経て今年の2月には劇場版『コードギアス〜復活のルルーシュ〜』が公開されました。事前に、総集編の劇場版三部作が公開され、新作に繋げるために、テレビシリーズからストーリーが変更されましたが、「復活のルルーシュ」のDVD/Blu-rayの発売が、12月5日に決まっています。その流れで、コードギアスのコラムも完結させたいですね。
『STEINS;GATE』『シュタインズ・ゲートゼロ』
原作:5pb、志倉千代丸
制作:WHITE FOX
放送:2011年、2018年
ゲームが原作という珍しい作品でありながら、タイムリープものの巨匠であり、以前当サイトでも取り上げた『STEINS;GATE』。ストーリーは、実際にある欧州原子核研究機構(CERN)を陰謀論と絡めて、時空を超えるミニブラックホールを製造している秘密機関として登場させたり、以前ネットを騒がせた「ジョン・タイター」という未来人を登場させたり、タイムマシンが登場したり、タイムリープによって枝分かれしていく多世界解釈(パラレルワールド)など、最先端の科学理論が描かれる作品でもありました。『STEINS;GATE』だけでも十分面白いですが、正直、それだけではこの12選には選ばれなかったかもしれません。ただ、続編の『シュタインズ・ゲート ゼロ』よって、一気に上位神アニメになったと感じています。
『シュタインズ・ゲート ゼロ』は、2018年虹見式アワードでも第2位に輝いた作品で、『ゼロ』もコラムにしたいと思っていますが、『ゼロ』の存在がとても大きく、もし前作を観ていて、『ゼロ』を観ていない方がいたら、それはショートケーキのいちごを食べないようなものです。・・・つまり、とっておきの一番美味しいところを食べないようなものってことです!(笑)
『シュタインズ・ゲート ゼロ』の魅力を簡単に紹介
『ゼロ』は『STEINS;GATE』のラストで、岡部が牧瀬紅莉栖の救出を諦めた世界線の話です。好きになった紅莉栖を失うどころか自らの手で殺してしまった。その業を背負い、安易に時間干渉するべきではないと、マッドサイエンティスト「鳳凰院凶魔」も封印し、ただの岡部倫太郎(オカリン)として、大学生活を謳歌していた。そこで出会ったのが、比屋定真帆という小柄の女性で、彼女は「アマデウス」というAIを開発するチームにいて、アマデウスAIのディープラーニングのモデルとなったキャラは、牧瀬紅莉栖の実際の記憶そのものだった。
人間の記憶をデータ化するということを1つのテーマにしながら、オカリンが何万回もタイムリープを繰り返しながら鳳凰院凶魔を取り戻す話でもあり、『STEINS;GATE』に繋がる物語でもあります。
『シュタインズ・ゲート ゼロ』無くして『STEINS;GATE』はない。
それを見事に描き、『STEINS;GATE』では描かれなかった、補完するような物語です。『ゼロ』によって、『STEINS;GATE』の世界が完成したと言えるでしょう。
秋の夜長に、『シュタインズゲート』はいかがでしょうか?
『魔法少女まどか☆マギカ』
監督:新房昭之
制作:シャフト
放送:2011年
コアな熱烈ファンも多い『魔法少女まどか☆マギカ』も、後世に残したい作品なのは間違い無いでしょう。
「鬱アニメ」とも言われ、中学生の少女たちが、逃れられない残酷な運命に翻弄され、悩み苦しみ戦う物語。当サイトでも初期の頃にコラムに取り上げており、最近にも、改めて発見したことがあったので、さらにディープな内容として取り上げました。以前のコラムは、当サイトでも3番目に閲覧数の高いコラムで、今でも読んでくださる方がたくさんいて嬉しい限りです。
「魔法少女」というタイトルからは想像できないような深い内容が描かれています。そこには、人間個人はもちろん、人類やこの宇宙にも関わるんじゃないかというようなものもあります。脚本も、かなり練られた物語になっていて、完成度の高い作品だと思います。
Youtube等でも、様々な考察があり、コアファンの視点は本当に驚くものばかりです。今年に配信したコラムは、ある意味私なりのディープな視点でお送りしたつもりなので、そういうのがお好みの方にはオススメです(笑)
まだコラムを見ていない方は、ぜひチェックしてみてくださいね!
『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』
作者:暁佳奈
制作:京都アニメーション
放送:2018年1月〜4月
今年の7月に放火テロ事件の被害にあった京都アニメーションによる名作『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』。この作品は「虹見式アワード2018」の第1位に輝いた感動作品です。
京都アニメーションといえば、長年アニメ業界を支えてきた制作会社であり、日本でもトップクラスのアニメーターが集う一流企業です。
改めて、被害に遭われた方に対し、ご冥福をお祈りいたします。
その優秀なアニメーターの方々が手掛けたこの作品は、当サイトでも三部作のコラムとして配信していますが、本当に愛とリスペクトを込めて作りました。特に第10話は、何度みても号泣してしまう「神回」で、三部作のうちの第2弾では、この神回である第10話のみを紹介したコラムです。
戦闘人形でしかなかったヴァイオレットが、愛する人が残した「愛してる」という言葉の意味を知る為に、人の言葉を紡ぐ自動手記人形になり、人と触れ合い、人を知り、想いを知り、人間の心を取り戻していく物語。戦闘人形だったヴァイオレットが、人間になっていく源になったのは「愛」でした。
ヴァイオレット・エヴァーガーデン外伝 公開
無惨な事件がありながら、9月6日より、『ヴァイオレットエヴァーガーデン外伝』が三週間限定で劇場公開されました。多くの方が、どちらかに寄付されたと思いますが、命を賭けて制作したこの作品を観て、何らかのメッセージを受け取り、お金を支払うことが、一番の寄付ではないかと思います。
http://www.violet-evergarden.jp/sidestory/
一作品としてみても、感動を禁じ得ない素晴らしい作品です。
一つ、残念なお知らせなのですが、来年1月に新作の『劇場版ヴァイオレット・エヴァーガーデン』が公開される予定でしたが、公開が延期となってしまいました。公開日は後日発表になるそうですが、公式のHPからご覧ください。
http://www.violet-evergarden.jp/news/
被害に遭われた京アニの方々の為にも、そして、私自身この素晴らしい作品をしっかりと受け止め、感動してその感動を伝えられるように、劇場に足を運びたいと思います!
『Occultic;Nine -オカルティック・ナイン-』
作者:志倉千代丸
制作:A-1 Pictures
放送:2016年10月〜12月
この作品は、当サイトでもコラムで配信していますが、ダントツの1位で閲覧数が高く、グーグルでタイトルを検索しても、公式、wiki、amazonの次、4番目に出てくる程なんです!!
いやぁ、なぜこのコラムがこんなにも読んで頂いているのか正直わかりませんが、感想など、コメントの1つでも頂けるとありがたいんですが(笑)やっぱり、りょーたすの乳揺れGIFかなぁ・・・(笑)エロパワーおそるべし!(笑)
この作品は、タイトルからして「オカルト」がテーマの一つではあるんですが、かつてエジソン以上の天才といわれたニコラ=テスラが絡んできたり、量子力学的世界観や独自の霊界観(魂の量子エネルギー論)など、かなり科学的にも練られて描かれています。昔から理解できないような不可思議な出来事は「オカルト」「魔法」「神の仕業」「霊の仕業」などと片付けられたものですが、後に科学的に解明されたことであれば「なんだそうだったのか~」と、至極当然のことだったりします。宗教が何千年にも渡って残っているのは、その時々において、解明できないことをネタにしているからでしょう。未だに胡散臭い宗教やスピリチュアルにハマる人もいますし、影の陰謀や思惑があるのもまた事実です。
ある意味『オカルティックナイン』は、そういったことから目を覚まさせるような作品でもあるかもしれません。全12話で凝縮して見やすくなっているので、まだ見たことがない方には、コラムでも作品でもご覧になってはいかがでしょうか?
『青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない』
作者:鴨志田一
制作:CloverWorks
放送:2018年10月〜12月
21文字にもなる長いタイトルの『青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない』通称『青ブタ』ですが、「虹見式アワード2018」では6位になるも、取り上げたコラムで5位に繰り上げされた作品で、個人的には4位か3位でもいいんじゃないかと思っています。まぁ、私のさじ加減一つなので、どうでもいいかもしれませんが(笑)ただ、2018年の作品は、12選の内3つも入っているというのは、とてもクオリティの高い作品が多かった年だったと言えますね。
前後編のコラムとして取り上げているので、詳しくはコラムをご覧頂ければと思いますが、この作品は、青春と恋愛を描きながら、「量子力学」をわかりやすく描いた作品です。
『シュタインズゲート』や『オカルティックナイン』もそうですが、「量子力学的世界観」を描いた作品が12選にノミネートされていますが、20世紀前半までは、ある意味アインシュタインによる「相対性理論」が大きな主流でしたが、その後「量子論」という超ミクロの世界を解き明かした物理理論が登場した20世紀後半は、それまでの古典力学や相対性理論では説明がつかない現象が次々と量子力学の界隈から出てきました。未だ人類は「万物の理論」と言われる「統一理論」を手にしていませんが、21世紀に入り特に2010年以降には、今度は「AI(人工知能)」が急速な進化を遂げています。今後はもしかしたら「量子力学」や「超ひも理論」を超える究極の理論はAIが発見するかもしれません。
アニメ作品というのは、その時々の最先端の思想や科学や技術を上手に物語の中に組み込んで展開していくものが多いですが、これって何気にスゴイことですよね! というよりむしろ、手塚治虫作品や藤子不二雄F作品、大友克洋氏の「AKIRA」などは、もはや何十年も前に未来のことを予言していたのではないかと言われています。まあこの辺のことについてはちょっと公では言えない秘密があるので、その辺はいずれコミュニティなどで明かしていけたらと思っています。(意味深)
このようにアニメ作品というのは、単なる娯楽というカテゴリーを飛び越えて、今注目されていて、これからの時代をリードする最先端の考えや科学や出来事をいち早く取り入れていくので本当に興味深いものですよね。
そんなこんなで『青ブタ』は今ホットな「量子力学的世界」をわかりやすくアニメとして描いています。「相対性理論」も「量子論」も「多世界解釈」も「AI」も、学術的に学ぼうとすると、頭がプスプスしてしまいそうですが(笑)、青春期の悩みや恋愛や日常としてアニメで描く事で、とてもわかりやすく理解でき、アニメーションの持つ可能性を見事に発揮した作品だと思います。
劇場公開もしていて、原作は続きも描かれているので、いずれアニメも第2期が放送されるのではないかと期待しています。
青春アニメとしても面白いですし、魅力的な女性キャラも豊富なので、青春ブタ野郎のあなたなら、観ないとブタ野郎失格ですよ!(笑)
『PSYCHO-PASS(サイコパス)』
総監督:本広克行
制作:Production I.G
放送:2012年〜2013年、2019年10月〜
100年後の日本を舞台とした、AIに統制された未来を描いたサイコアニメです。『踊る大捜査線』を生み出した本広克行さんが総監督を務め、骨太な刑事作品でもあります。
初めて見たときは、かなりの衝撃を受けた作品で、当サイトでもコラムを取り上げていて、人気の高いコラムでもあります。配信した当初は、こんな未来になるのかね~~?と思っていましたが、コラムを配信してから2年近く経ち、その間AIが急速に進化したことを考えると、あながちそんなこともないと思うようになりました。
現実味を帯びてきた『PSYCHO-PASS』の世界
この作品は、犯罪を犯す前に捕まえる為に、「犯罪潜在数値(サイコパス)」を「ドミネーター」という特殊銃を使って観測し、一定の数値を超えると、犯罪を犯していなくても逮捕すること、あるいは射殺することができます。それにより、犯罪が限りなく少ない、理想のような未来ではありますが、犯罪が起こらないのと引き換えに、常にAIに管理され、自由を制限された、言わばAIの家畜のような人類の姿が描かれています。
最近は、京アニの放火テロを始め、あおり運転や幼児虐待などのニュースが話題となっていますが、そんな悲惨な事件が起こるくらいなら、起こらないようにAIによって防ぐしかない、と考える方も少なくないのではないでしょうか?
『やりすぎ都市伝説』でも、既にAIが警察の捜査に導入されている国があると放送されていましたが、世の中がどんどん多様化し個人主義に移りゆく時代背景においては、既存の法律では対処しきれないものがあります。法律の合間をぬって犯罪を犯す者や、振り込め詐欺などは、姿形を変えるだけで、まさにいたちごっこのようになっています。どうしても、人間の捜査では、後手に回るしかないのでいた仕方ありませんが、犯罪を未然に防ぐには、AIを導入するしかなく、行き着いた一つの世界が、『PSYCHO-PASS』のような世界です。noteでもコラムを配信していて、折角なので貼っておきます(^^)
https://note.mu/joker369max/n/nc9cab415eccc
それがどのような世界なのか。AIに統制された世界と今の世界、どちらがいいのか。はたまた、別の世界を目指すのか。『PSYCHO-PASS』を観ることで、今の延長線上にある未来の姿を垣間見ることができると思います。そんな未来を望むのか、違う未来の望むのか。シンギュラリティまであと約25年に迫る今が、その分岐点なのかもしれません。
「信じるか信じないかは あなた次第です!…」
『ONE PIECE』
作者:尾田栄一郎
制作:東映アニメーション
放送:1999年〜
ご存知、世界一の漫画『ONE PIECE』。やはりこの作品も外せません。
原作は1997年から少年ジャンプで掲載され、現在93巻まで発刊されており、アニメも900話を超えました。作品が完結するのが先か。こちらの寿命が尽きるのが先か。尾田っちの命が尽きるのが先か、なんて言われていますが(笑)、確実に物語は佳境に入っていると思うので、尾田っちには思う存分描き切って欲しいものです。
今更『ONE PIECE』の魅力は言わずもがなかもしれませんが、世界一の漫画なのは伊達ではありません。『コードギアス』の紹介で、noteというポータルサイトで「コードギアス名言」を取り上げていると述べましたが、『ONE PIECE』も「ルフィ名言シリーズ」を配信しており、長〜い『ONE PIECE』の物語を振り返りながら、ルフィを中心とした名言を取り上げています。いずれ、当サイトでも、コラボしていきたいと思っているので、途中でドロップアウトされた方が戻るきっかけになったり、改めて『ONE PIECE』の世界に入るきっかけになればいいなと思います。
https://note.mu/joker369max/m/m63abb3800c8c
ちょっとだけ魅力を紹介
『ONE PIECE』がこれだけ支持され、人気がある要因の一つは、今の時代に適していることではないでしょうか。特に、チーム論、組織論というような、チームの在り方というのが、理想的だと言えます。例えば、麦わらの一味は現在10人で構成されていますが、昭和〜平成にかけての時代は、「大企業」であることに価値があるように考えられていました。しかしルフィは、麦わら大海賊団を作るのではなく、あくまで最小人数の「麦わらの一味」を望んでいます。それは何よりも「自由」を望むからです。『進撃の巨人』でも「自由」をテーマに描かれていますが、『ONE PIECE』も、「自由」がテーマの一つです。一人だけではできることは少なく限界がありますが、自由でいながら、最大限の効果を発揮するのが「大企業」という形態ではなく「チーム」というものだと思います。
他にも、陰謀論的に考えてもこの作品は、「この世界の真実」を上手にカモフラージュして描いているということも言われていますね。特に「Dの意志」というキーワードは、そちらの界隈の人達をザワザワさせています。
まあ、これ以上は長くなってしまいそうなので、今回はこれくらいにしますが(笑)、物語としてもしっかり作り込まれていて、これだけ長くやっているので、色々ツッコミもあると思いますが、『ONE PIECE』で描いている本質をみたら、そんな細かい設定なんかどうでもよくなるように感じます。
『進撃の巨人』は、作家や漫画家になる人の教科書と言いましたが、『ONE PIECE』もまさに教科書に相応しい作品ですし、もっと言えば「人生の教科書」にもなるんじゃないかと思います。
2周年を迎えてのまとめ
以上、「神アニメランキング虹見式」2周年を記念して、「令和に語り継ぎたい12選」ということでお送りしてまいりました。
最初は、10選にしようと思っていたんですが、どうしても絞りきれず、12選になってしまいました(笑)それでも、もっと語り継ぎたい作品はまだまだあります。
今回紹介した12選の作品に関しては、「虹見式」として、殿堂入りと言える「神アニメ」です。まだコラムに取り上げていない作品もありますが、いずれじっくりと考察して、虹見式ならではのコラムをお届けしていきたいと思います。
今後も、人生を変えるような感動をお届けできたらいいなと思いますが、虹見式を2年続けてきて、そろそろ次のステージに進みたいとも思っています。近いうちに、告知できればと思っているので、楽しみにお待ちくださいね!!
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