『進撃の巨人』完結記念!(前編) 歴史に残る神作品をありがとう!!
進撃の巨人 世紀の発明の完成
ついに!ついに!!ついに!!!完結した、完結してしまった『進撃の巨人』。4月の掲載で本誌は完結し、今月発売の34巻で、新たに追加ページを加えて完全に終結しました。
この作品は、アニメ界にとって、いや、人類にとって21世紀を代表する発明だと思っています。
数々の神アニメがある中で、トップクラスの作品であることは間違いないでしょう。虹見式としても、文句の付け所など一つもない、完璧な結末を迎え、物語を締めくくったと思います。
(私はこう申しておりますが、過激な表現や「虐殺の肯定」などの賛否両論もあったそうです。もちろん人それぞれの感想はあるでしょうけど、安易にそういう答えを出してしまうのは……、ちょっと浅はかで、物事の表面しか見えていないという程度が知れてしまいますね(-_-;
実際、諌山先生も、批難の声に心を痛めてもいるそうです。ただ、「賛否両論ある作品を作りたい」と言っていたそうなので、それはそれでいいかもしれませんw)
まだ原作を読んでいない方は、ネタバレを含むので、回れ右してお帰りください!最終巻を読み終えたら、急いで戻ってきてください!
様々な考察がなされてきた本作ですが、最終回を迎え、作中で数々の伏線を回収してきた中で、未だ明かされていない謎を解明してしまいました……。
その謎も踏まえて、読み終えたことで感じたことや作品の魅力について述べて参ります。
ついに解明!ミカサの頭痛の原因
ミカサの頭痛
作品内で明かされなかった謎として、「ミカサの頭痛の原因」があります。
ミカサは作中、何度も頭痛が起きます。これについては多くの方が考察をしていて、「『マブラヴ』というゲームをオマージュしている」という諌山先生の発言や、「二千年後の君へ」という初回のタイトル、居眠りから覚めたエレンの反応や、ミカサのセリフなどから、「ミカサのループ説」というものがありました。
しかしそれは、完結したことで、さまざなま考察が、どれも間違いであることがわかりました。
頭痛を引き起こしていた原因。それは、「未来エレンが始祖の巨人の力で、現実に干渉した、または改変したことがきっかけとなっていた」ということです。
エレンと最後の会話になった4人での会話。そこでエレンは、「アッカーマンは、主人と認めた人のために力を使う・・・」と言いましたが、それは嘘であることが、結局最終回では明確になりました。
では、なぜ頭痛を起こしたのか?
それは、
始祖エレンが、過去も未来も関係ない「始祖の巨人」の真の力で、巨人を操り、現実を改変(干渉)した時
であるということです。
言うなれば、『シュタインズ・ゲート』における、オカリンこと岡部倫太郎の「リーディングシュタイナー」のようなものではないかと。
「リーディングシュタイナー」とは、オカリンが世界線を移動した際に、頭痛や気持ち悪くなる現象のことを言う。
https://zero-animelife.com/steinsgate-01
アッカーマンの特性
ミカサの頭痛の理由を紐解く前にもう一つ。
アッカーマン一族は、巨人研究の副産物で生まれ、巨人化はしない代わりに、巨人に匹敵する強い力を持つことと、記憶改竄が通じないという特性があると描かれました。
しかし、最終回で明らかになりましたが、ミカサも記憶を改竄されていました。ただ、最終回直前の138話では、激しい頭痛に耐えて、エレンとの妄想のような逢瀬が描かれました。
一瞬、妄想かパラレルワールドの話かと思ったのですが、最終話から振り返ると、実際にあった事で、エレンが記憶を消していたことがわかりました。それを、頭痛に耐えたことで思い出し、エレンを助ける(殺す)覚悟ができたわけです。そして、第1巻でも描かれていた「いってらっしゃい、エレン」と声をかけ、エレンの首を落とし、キスをしました。
アッカーマンは記憶を改竄することはできないから迫害されていました。そして、レイス家も記憶を改竄できず、始祖の巨人の力を使ってエルディアを支配しました。
ところがですよ?レイス家であっても、記憶を改竄することができるシーンがありました。それは、幼いヒストリアに、腹違いの姉である当時の始祖の継承者であるフリーダレイスが会いに行った時、去り際に記憶を消していました。
ヒストリアも後に思い出しましたが、レイス家であっても、記憶を改竄できないわけではないということです。ただ、普通のエルディア人よりは耐性がある、程度のものなのかもしれません。事実、ミカサ以外のエルディア人は、エレンの死後に記憶を取り戻しました。
可哀想なリヴァイ兵長
少し脱線します。
エレンの死後巨人化が解けた仲間たちは、エレンとの会話を思い出し、涙を流していました。
共闘した「車力の巨人」であるピークちゃんは、「私もお話したかったなぁ」と呟きますが、実は誰よりもエレンを気にかけ、何度も助けてきた、歴戦でボロボロになったリヴァイは、エレンのことを思い出すシーンがありません・・・
つまり、エレンはリヴァイと最後の会話をしなかったということでしょうか……。だとしたら、あまりにも可哀想なリヴァイ(T-T)
リヴァイがいなければ、エレンはとっくに殺されていたことでしょう。基本厳しくしていましたが、直接的ではない優しさで、ずっとエレンを守ってきました。
それなのにっ!!
エレンの薄情者!!恩知らず!!バカ!!!
大量虐殺を行った罪も大きいですが、リヴァイを無視した罪も重いですね・・・。
でもいいんです。リヴァイの下には、捧げられてきた心臓の持ち主達が集い、その結末を報告できたのですから。
エルヴィンは最期、兵士たちを鼓舞するために、こんな言葉を残しました。
人は必ず死にます。どうせ死ぬのなら、生まれてきた意味はあるのか?心臓を捧げ、命を散らしていった兵士たちの死は、無駄だったのか。
「自分の死の意味は、次の生者に託す」
エルヴィンが死に、ハンジが散り、アルミンが団長を継ぎましたが、その意思を継いでいたのは、その場で見届けた、リヴァイだったのではないでしょうか。遺されたリヴァイが、死んでいった兵士たちの命に意味を与え、リヴァイもまた、心臓を捧げ、涙を流しました。
リヴァイが、調査兵団の散っていった命に意味を与えたように、いずれ朽ちるリヴァイの命の意味もまた、誰かが与えることでしょう。
リヴァイ兵長、本当にお疲れ様でした……。
ミカサ頭痛のシーンを幾つか紹介
さて、話がそれましたが、ミカサが頭痛を引き起こしたシーンを、幾つか紹介していきます。
1巻P82 エレンの母カルラが、ダイナに喰われた後の頭痛
ミカサの頭痛が初めて描かれたシーン。「またこれか」というセリフから、以前にも始祖エレンの干渉があり、頭痛があったと思われる。
(34巻の最終話でエレンの口から、真相が語られました。侵略してきたベルトルトが、誤って死んでしまうところだった。それを防ぐために、カルラを家に向かわせたのだと。そうなると、カルラが犠牲になる必要は、もしかしたらなかったのかも。ただ、カルラの死がなくても、エレンの行動は変わらなかったのかもしれません)
2巻P99 エレンが奇行種の巨人に喰われてしまった後の頭痛
おそらくですが、奇行種の巨人は、始祖エレンが操っていると思われます。奇行種を操ってエレン自身の脚を喰わせるよう干渉した事で、頭痛を引き起こしたのではないでしょうか。
ちなみに、「また・・・ここから 始めなければいけないのか・・・」というセリフが、ミカサループ説を生み出したのでしょうね。
7巻P141 エレンがアニに捕まってしまうシーン
これは、単純にショックによる頭痛にも見えますが、おそらく始祖エレンは、全てのユミルの民を操ることができるだろうと思われるので、アニすら操って、自分を連れ去らせたのかもしれません。
11巻P123、124 エレンがライナー達に連れ去られてしまった後の頭痛
ライナーと戦っていたエレンの上に、超大型ベルトルトが壁の上から落下してきたことで、エレンは負けて連れ去られ、多くの兵士が被害に巻き込まれました。
これはあくまで予想でしかありませんが、あのまま戦えばエレンが勝ってしまっていた為、ベルトルトを操って自分を負けさせたのではないか。もしくは、ミカサが目覚めたのは5時間後で、その頃エレンは巨大樹の森に潜んでいました。その際、奇行種がエレン達を見張っていますが、そのように干渉したことが、頭痛を引き起こしたのかもしれません。
21巻P31、32 焦げミンが息を吹き返したシーン
実はこの時も、ミカサは頭痛を引き起こしていました。始祖エレンが干渉したとしたら、なぜ頭痛が起こったのか。
そう考えると、とんでもないことが発覚しました。
実は、既にアルミンは黒焦げになって死んでいたのです。
ミカサの頭痛は、アルミンが息を吹き返した後に起こっていますよね。つまり、始祖エレンの力によって、アルミンは息を吹き返したのではないか、ということです。アルミンが息を吹き返したのも、リヴァイがジークを追おうとした時でした。
ちょっとタイミング良すぎませんか?最終巻でのエレンの言い方を借りるなら、「アルミンはまだここで死ぬべきではなかった」ということなのかもしれません。この説が正しいのだとしたら、始祖の力は、死人を蘇らせることもできるのかもしれません。始祖だけに「死蘇」なんつって(笑)
なんて笑ってみましたが、諌山先生のことだし、意外とそういう意味合いも込められているのかもしれませんよ?
27巻P119、120 ルイーゼの敬礼を見た後の頭痛
2巻でミカサに助けられたことで、ミカサに憧れて、調査兵団に入団したルイーゼ。
この時からルイーゼは、ミカサに心臓を捧げたと言えるかもしれません。そして、ミカサにとっては、エレンとの出会いを思い出すきっかけの少女でもあり、昔も大人になってからも、それは変わりませんでした。
もしかしたらミカサは、自分を助けてくれたエレン、ルイーゼを助けたミカサ。そのように、自分自身を重ねていたのかもしれません。
そして、ミカサが記憶していたエレンとの出会いの印象は、少し違いました。
27巻で描かれているエレンのとの出会いの方が、恐怖を感じているようにも思います。おそらく、エレンへの恐怖よりも、助けられたことやマフラーを巻いてもらったことが強く残るように、始祖エレンが記憶を改竄していて、思い出そうとすると頭痛がする、ということではないでしょうか。
以上、ミカサの頭痛のシーンを取り上げましたが、あくまで考察なので、絶対とは言い切れませんが、始祖エレンが干渉していたと考えるのが、ミカサ頭痛の原因であると、私は思います。ミカサの頭痛に関して、諌山先生から公式の情報はないので、合っているかどうかはわかりません。ただ、考察とは、それを楽しむものだと思うので、改めて進撃の巨人を読み返す時、始祖エレンがどんな干渉をしていたかを考えてみるのも面白いかもしれませんね(^^)
最終話で明らかになった謎
「この世から、巨人を駆逐してやる!」の真意
最終話でわかったことですが、エレンは、母親が巨人(カルラ)に喰われた時から、「すべての巨人を駆逐する」と言い続けています。それは、無垢の巨人はもちろん、エレンを含む知性型巨人まで。
ただ、無垢の巨人は駆逐することができても、巨人化の注射さえあれば、エルディア人であれば巨人化させることができるし、ジークがいても可能です。
ヒストリアが女王の座に就いて、謁見した時に、エレンは『進撃の巨人』の能力によって、全てを見通しました。その光景を実現させるべく、『始祖の巨人』の力によって地ならしを発動させて、世界中を恐怖に陥れました。エルディア人はおろか、マーレ人を始めとして世界中の人を虐殺してしまうと。
ただ、最終話でエレンがアルミンに語った真意は、「すぐさま戦争が起こらないように、世界の8割は犠牲になってもらう」ということでした。
(正直、8割も犠牲にはなっていない気がします。進撃世界がどれほどのものかは描かれていませんが、パラディ島がマダガスカル、マーレをアフリカに見立てているなら、地球と同じサイズだろうと予想できます。地ならしが止まったのは、アフリカ大陸内だろうと思われるので、まだ地ならされていない土地も沢山あるのではないか。その辺は、考えるだけ無駄かもしれませんが・・・)
言葉の通り、巨人を駆逐するなら、同胞であるエルディア人はおろか、調査兵団の仲間さえ殺さなければなりません。
そこで、エレンがとった方法は、巨人を皆殺しにするのではなく、巨人化する能力を消し去ること。その為には、自らが大量殺戮者となって、仲間に討たせることで、エルディア人は人類の味方であることを証明し、世界のエルディア人への憎しみを消し去る必要があった訳です。そうしなければ、永遠にエルディア人への危機が消えることはない。
そのキーになったのが、ミカサでした。
巨人化の呪いは、始祖ユミルの愛と憎しみによって生まれました。ジークはそこに気付くことはできず、その根源を知ることができたエレンだからこそ、巨人化能力そのものを消し去る方法を知り得ました。そして、その鍵がミカサの選択によるものだと。
「二千年後の君」は誰?
第1話のタイトルでもある「二千年後の君へ」の君は、エレンだとばかり思っていましたが、最終話で、それがミカサであることが明かされました。つまり、エレンの行動の全ては、最後にミカサがどうするか、ということに賭けていたということです。
「なぜか巨人を駆逐したかった」というエレンの言葉も、もしかしたら、ユミルの意思に操られていたのかもしれません。
ユミルがなぜミカサに目をつけたかはわかりませんが、報われそうにないミカサに自分を重ねて、どのような行動を取るのか知りたかったのかもしれません。
愛を貫くのか、想い人を諦めるのか……。
結局、愛を貫いて、エレンを殺したものの、口付けをする後ろで、初めてユミルの顔がはっきりと描かれ、笑顔を見せていました。
ミカサのその行動がなければ、ユミルの呪縛が解けることはなく、巨人化能力が消え去ることはなかったでしょう。そして、「地ならし」でもしなければ、ミカサがエレンを救い、愛を貫くことはできなかったのかもしれません。
本誌の最終話では描かれていませんが、単行本34巻の最終話で加筆されている中で、ユミルが王様を守らないシーンが描かれていました。3人の娘と抱き合うユミル。そうしていれば、2000年続く巨人の呪いは生まれなかったのかもしれません。それができなかったのは、自分に振り向いてくれない王様を愛していたから。でも、舌を抜かれて喋ることのできないユミルに、それを伝える術はなく、都合の良い兵器として使われ、見向きされることもない。些細な反抗として、自ら死を選び、座標に引きこもったわけです。
自分自身が、愛の答えを見つけるために、奴隷のまま巨人を作り続けたのかもしれません。その苦しみを解放したのがエレンであり、答えを導き出したのが、ミカサということですね。
エレンも死なず、地ならしも起こらなかった世界線
実は、エレンが死なず、地ならしが起こることもなかった世界線に至るチャンスがありました。
それは、31巻のこのシーンに隠されています。
マーレに潜入しに行った時、難民キャンプの前でエレンに質問され、「あなたは・・・家族・・・」と答えたことに、ミカサは後悔していました。それ以前にも、エレンがアニに連れ去られ、リヴァイと追っている時にも、同じように「家族」と答えていますが、この31巻のシーンは、エレンが凶行を決断する直前の最後のチャンスを思い出していました。
もしあの時、ミカサが「あなたは私の大切な人」とか、「愛してる」と言えていたとしたら、その後の惨劇はなかったかもしれません。もちろん、その時点でエレンと始祖ユミルは繋がってないので、ifでしかありませんが、「別の答えを選んでいたなら」というミカサの後悔に対する別の選択が、最終話直前の、エレンとの逢瀬に繋がるのでしょう。
始まりと終わりのつながりは「ループ説」?
エレンとミカサの最後の会話は、最後の戦いの直前の逢瀬でした。「いってらっしゃい、エレン」と、巨人化後の顔になって居眠りするエレンに向かって言いますが、このエレンとの最後の会話は、実はこの物語最初の会話に繋がっています。
左は1巻P13のシーンですが、このページだけ、「-13-」というページの表記があり、当初から考察の対象となっていました。例えば、「13ページ」と「845年」という二つの数字を合わせると「13845」になります。そして、右ページの画像は、「138話の45ページ」なので、「13845」となり、「伏線回収!」とネットでも話題になったそうです。
それはそれでいいのですが、文字合わせそのものは仕掛け的な所もあるかと思いますが、それよりも、このシーンの繋がりが凄いと思いませんか?
1巻で居眠りしていたエレンが見ていたミカサの服装は、ちゃんと未来のミカサなんですよ。髪の長さの違いに驚くエレンですが、服装、髪型まで、未来のミカサのまんまです。
また、シーンの始まりとしても、二人の始まりと終わりは共通しています。
エレンもミカサも、目が覚めたらなぜか涙を流していて、逆の立場になっています。1巻のエレンのシーンも含めて、「ループ説」を思わせる表現ですが、これはおそらく、「進撃の巨人」の次期継承者として未来を垣間見た、と考えられます。
もしくは、本当に「ループ説」で、ミカサがエレンを選んだ世界線があったのかもしれません。エレンの涙の理由を考えれば、ミカサによってループさせられ、過ごしてきた時間が長い夢のように感じたのではないかと。
なぜループさせたかというと、ユミルの呪いも世界の憎しみも解消できるループではなかったからでしょう。それがわかっていて、自分の気持ちを優先してしまったことに、ミカサも涙したのかもしれません。
まぁ、ループ説であってもなくても、大した問題ではないのですが、どちらとも取れるような、作者に判断を委ねる描き方も、嫌いじゃないです(笑)。むしろ、「どちらの考察が正しい!」なんて議論する方が……。
このコラムを書くまで、「ループ説」を否定していた私ですが、コラムを書くために読み返したら、見方が変わってきました。案外、意図してかはわかりませんが、ミカサがエレンをループさせていたのかもしれません。だからこそ、ユミルはミカサを選び、「ミカサの選択」に全てを委ねたのかもしれません。
それこそが、アッカーマンの本当の力、だったりするのかもしれませんね。
進撃の巨人 語り足らない魅力
今回は、『進撃の巨人』完結記念ということで、コラムを配信しましたが、語りたい魅力はまだまだあります!ですので、今回は(前編)ということで、さらに踏み込んだ『進撃の巨人』で描いている本質や魅力については、(後編)で存分に語ってまいります。
このサイトは「神アニメランキング」という体(てい)をとっていますが、今回は「虹見式」による採点は行ってしませんし、作品全体の魅力を語るのは、アニメが終わってから、と考えております。
ですので、『進撃の巨人』が、どのような神アニメであり、「世紀の発明」と呼ぶに相応しい理由などは、アニメが完結した際に、思う存分発信したいと思っています。(それでも十分長くなってしまいましたが・・・)
後編も楽しみにお待ちください!
※画像出典:『進撃の巨人』諫山創/講談社
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