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コードギアス~反逆のルルーシュ~
今回は、私の中では勝手に殿堂入りしていて、順位をつけたくない程大好きなアニメ
『コードギアス~反逆のルルーシュ~』
を紹介します。
コードギアス 反逆のルルーシュの魅力
『コードギアス 反逆のルルーシュ』(コードギアス はんぎゃくのルルーシュ、CODE GEASS Lelouch of the Rebellion)は、サンライズ制作の日本のSFロボットアニメ。
20代の頃、飲食店の店長をしてた時代、日曜の仕事が終わってから、仲の良いアルバイト店員の人達を連れて自宅で毎週鑑賞会をしたのを思い出します。(笑)
最終回を見終わった時は、放心状態で、しばらく無言で過ごしました。(笑)
それ程引き込まれて、衝撃のラストを迎えましたね。
本編は、第1期(全25話)と第2期(全25話)が放送され、全50話で完結しました。
・・・ ・・・
はずなのだが・・・
なんと、ついに第3期が始まる!
ということで、コードギアスが初めての人も、そうでない人も、ぜひぜひ今後の動向もチェックして頂きたい!!
まだ観てない人は、ぜひ新編が始まる前に第1期、第2期をあらかじめ観ておくことを強くお薦めします!
私的には、ここ10年内では最高傑作と言っても過言ではないアニメではないかと思いますが、その人気から、劇場版『コードギアス~亡国のアキト~』が全5章に渡り公開しています。
こちらは、第1期と2期の間の1年間に起きた世界とルルーシュとギアスについての映画です。主役はルルーシュではないですが、ルルーシュもちゃんと出ます。(笑)
さらに、『コードギアス~漆黒の蓮夜~』(『月刊少年エース』に掲載されコードギアスの世界観の 正史とされている)
と、
『コードギアス~双貌のオズ~』(『ニュータイプエース』『月刊コンプエース』に掲載され、スピンオフとされている)
が漫画化されている。
『コードギアス』は漫画原作ではないので、「アニメ原作(OVA)」という逆パターンですね。他にも、ゲームやパチスロにもなっており、話題を呼びました。
今年は、コードギアス10周年ということで、イベントも開催されたり、第3期の発表があって、ファンの間ではかなり盛り上がっています。
そんな『コードギアス』の世界を、今回は『コードギアス~反逆のルルーシュ~』第1期の前編をお送りします!!
「刮目せよ!」
コードギアス 反逆のルルーシュのストーリー
【ざっくり言うと?】
世界、国を巻き込んだ壮大な親子喧嘩のお話である。(笑)
【おおまかなストーリー】
世界背景は、日本が神聖ブリタニア帝国(ほぼアメリカがモデル)に戦争で敗れ、11番目の植民地『エリア11』となり、国名を剥奪され「イレブン」と呼ばれていた。
主人公のルルーシュは、ブリタニアの第11皇子で、幼少時に妹のナナリーと共に日本に人質として、日本国首相の息子、枢木スザクと過ごしていた。そんな中、神聖ブリタニア帝国は日本に戦争を仕掛けてきた。
人質として預けている国に戦争を仕掛ける事に怒りを燃やしたルルーシュは、神聖ブリタニア帝国をぶっ壊す決意をする。
数年後、高校生になった所から物語は始まるのだが、ルルーシュは「ギアス」という、誰にでも一度命令を下せる「絶対遵守の力」という能力を手に入れることになる。
戦争に巻き込まれて死んだと思われていたルルーシュの反逆が始まる。
ルルーシュの願いはただ一つ。母が殺された際に共に被害を受けて、足が不自由になり目が見えなくなった妹のナナリーが笑顔で暮らせる世界を作る。それだけだった。
(そう。ルルーシュは重度のシスコンなのである。)
特殊能力「ギアス」とは?
【※ギアスってなに?】
いわゆる能力モノの名称で、「王の力」と言われている。ルルーシュはC.C.という女性から「ギアス」の力を貰い受けるのだが、それは、ルルーシュが「王の器」足り得る存在だからである。
C.C.は、ギアスを授けることができる存在で、「不老不死のコード」を持った存在である。C.C.曰く、ギアスを授けることは「契約」であり、力を授ける代わりに、自分の願いを一つ叶えてもらうというもの。どんな願いかはまだ明かされていない。
C.C.にはギアスが効かず、ギアスは使えない。
「ギアス」を持つ者は、ルルーシュだけでなく、「マオ」という男も以前C.C.からギアスを授けられていて、ルルーシュと対決する。
ルルーシュのギアスは「絶対遵守の力」であり、マオのギアスは「人の思考を読み取る力」なのだが、どうやら人によって顕れる能力は違うらしい。
ルルーシュにせよマオにせよ、本人の心から望むものが能力となって顕れる。
「ギアス」の特徴は、ギアスをかける時、目に紅い鳥のような紋章が現れ、相手の目をみて命令を下すのがルルーシュのギアス。
発動する時の背景は、脳の中のシナプスの動きのようで、カチっと思考を入れ替えるような表現をしている。相手の目を見なければ発動できない、一人に一つのギアスしか効かない、という色んな条件がある。
ルルーシュにギアスをかけられると、瞳の周りがポワンと赤くなり、ルルーシュの命令を遵守する状態になる。瞳の周りが赤くなっていると、ギアスにかけられている、発動されている状態だとわかる。
マオは登場時から、両目にギアスの紋章があり、マオの場合は常に発動した状態である。C.C.の「マオのギアスは強い」という発言からも、ギアスの能力が強くなると、両目にギアスを開眼し、常時発動していくようで、これもストーリーの鍵となる!?
コードギアスの見所
①何と言ってもルルーシュの生き様!
言ってしまえば、ルルーシュはダークヒーロー的な主人公です。
バットマンやルパン三世然り。
『ゼロ』という名で姿を包み隠し、反逆の象徴として存在し、ギアスの力を有していても個人の力には限界を感じ、神聖ブリタニア帝国を倒すために『黒の騎士団』という組織を作る。ゼロは、ただのテロリスト集団、反乱軍ではなく、ブリタニアを倒す軍と認識している。そしてそれは、日本人の意識改革でもあり、日本人としての矜持の象徴でもある。
ゼロの武器は、「ギアス」と「黒の騎士団」である。この二つの武器を使って、ブリタニアと戦う。
ルルーシュのセンスははっきり言ってダサ…^^; 疑問視されていて、『ゼロ』の姿も賛否両論である。ルルーシュは、チェスの名手でもあり、作戦遂行時は、チェスに模して指示することが多い。(ルルーシュの「Q1」と言う呼び方が好きww)
だからか、ゼロの立ち姿のシルエットは、チェスのキングのようにも見える。それも意識してのデザインかもしれない。
最終的にどうなるかを言うのは、ネタバレになるので今回は控えますが、展開として、終始どうなっていくの?どう終わるの?という怒涛の展開と人間関係が繰り広げられていきます。
その都度、ルルーシュは成長し、変化していく。色んな思惑が絡み合い、思いもよらない展開になることもあるが、それでも進むルルーシュの姿は、色んな嘘や罪を背負い、悩み苦しみもがき、強くも弱い。
なぜなら、ルルーシュが目指す世界は、優しい世界だから。
②ガンダムとは違う「ナイトメアフレーム」での戦闘シーン
ナイトメアフレームと呼ばれる立体機動兵器(要はロボット)によって、戦闘が行われるのだが、その戦闘シーンも見逃せない!
ブリタニア製と日本製はデザインやコックピットも造りが違い、メカニック好きにはたまりません!ブリタニア製は、車に乗って操縦するようなタイプで、日本製はバイクに乗って操縦するタイプになっており、日本製の機体は今までのロボット物ではあまりないコックピットになっています。
ブリタニアの機体は西洋風の名前で、「グラスゴー」や「サザーランド」「グロースター」など地名に由来する名前が多く、量産型の機体だが、準主役の『枢木スザク』が搭乗するナイトメアは 「ランスロット」、ゼロに強奪される機体「ガウェイン」もアーサー王伝説の円卓の騎士からとった名前で一機しかなく、他の機とは一線を画し高性能となっている。(第2 期のR2では、円卓の騎士からとった名前の機体も登場する)
対して日本の機体は、「紅蓮」「残月」「月下」「無頼」など、漢字名で、比較的刺々しい造りになっている。特に「紅蓮」は、日本が誇る最高機体で、黒の騎士団エースパイロットの「紅月カレン」が搭乗しており、スザクと相手をできるのは、単体ではカレンしかいない。
※画像ランスロットと紅蓮
ランスロット機
紅蓮弐式 機
ちなみに、ガンダムとの違いは、圧倒的に大きさが違います。ガンダムは17~18mに対して、ナイトメアは3m前後と、ガンダムに比べればかなり小さいサイズです。
背中にコックピットがあり、危険な時はコックピットが脱出装置になり後方にぶっ飛びます。(ちょっと滑稽(笑))
③ルルーシュとスザク
ブリタニアと日本、さらには世界を巻き込む、ルルーシュによる反逆が始まるのだが、敵は強大で、そうそう簡単には進まない。勝てる戦略を計画しても、いつも邪魔をして戦況をひっくり返す白いナイトメア「ランスロット」がいる。ついには邪魔されるどころか絶体絶命に追い詰められる。
その正体は、昔からの親友である「枢木スザク」だった。スザクは、ブリタニアを中から変えるため、名誉ブリタニア人として兵士になっていた。
お互い正体を知らず「ブリタニアを倒す」「日本を取り戻す」という目的は合致しているのだか、ルルーシュは外からぶっ壊し、スザクは内から変えるという、手段と信念が違い「結果重視のルルーシュ」と「過程重視のスザク」という風に、対照的に描かれている。能力面でも、頭脳にステ全振りのルルーシュ、体力バカのスザクというように対比されている。
交わらない2人だからこそ、親友であり、最大の敵でもあるのでしょう。
④魅力溢れるキャラクター
CLAMPがキャラクターデザインを担当していて、ヴィジュアルは女性受けもするデザインになっている。
その上で、声優も豪華若手からベテラン、大御所もいて、しかもハマっているキャラが多い!だからこそ、キャラの魅力が増し、ストーリーも魅力が増している。
ルルーシュ担当の福山潤さんも、この作品で一気に人気が出て、代表作になっている。
他にもルルーシュの父、シャルル皇帝の若本規夫さんも最高過ぎます。最早、若本規夫さんはネタキャラと言ってもいいぐらい、名物声優ですね~(笑)
※ハマってるキャラクター 一覧
ルルーシュ:福山潤
枢木スザク:櫻井孝宏
C.C.:ゆかな
シャーリー:折笠富美子
紅月カレン:小清水亜美
玉城真一郎:田中一成
ラクシャータ:倉田雅世
コーネリア:皆川純子
ヴィレッタ:渡辺明乃
ミレイ:大原さやか
シャルル:若本規夫
ロイド:白鳥哲
セシル:井上喜久子
ジェレミア:成田剣
特に女性キャラは、ハマりキャラが多くて、誰とは選べないくらい、色んなキャラも好きになりました。(笑)
声優好きとしては、耳心地もいいアニメです。(笑)
⑤ルルーシュを巡る恋模様
ルルーシュは捻くれていて、ドライで重度のシスコンでもあるが、元は皇子で育ちが良く、頭も非常に良くてCLAMP作画により超イケメン(笑)でもあるので、とにかくモテます。
高校生ということもあり、身近なところから遠巻きまで、様々です。
誰がルルーシュの心を射留めるのか?
<予想>
本命〈◎〉シャーリー=フェネット
〔評〕ルルーシュの事を唯一『ルル』と呼ぶ、生徒会仲間の1人。ただ、ルルーシュからは都合よく扱われ、シャーリーからの電話には出ないのにルルーシュからは用があるときだけ電話をかける。そして、自分の都合で電話を切る、など、シャーリーはその都度ブーブー言う姿もまた可愛い(笑)
一番素直で積極的にルルーシュにアタックもしているので、本命はシャーリーです。
あとは、声優が「折笠富美子」さんなので、個人的に好きな声優ということもあり加点(笑)
対抗〈◯〉カレン=シュタットフェルト(紅月カレン)
〔評〕日本とブリタニアのハーフで、表の顔は病弱な生徒会メンバー、裏の顔は勝気な黒の騎士団エースパイロットとして、唯一ルルーシュとゼロとも深く関わっている。
ルルーシュをゼロだと疑ってはいたものの、うまくはぐらかされ、同一人物と結びついてはいない。ルルーシュの事はあまり良く思っていないが、ゼロには心酔していて、それがどう影響してくるのか、見ものです。
穴〈△〉C.C.(シーツー)
※画像シーツー
〔評 〕ルルーシュにギアスを与えた張本人。「私たちは共犯だ」との言葉にもあるように、ルルーシュとは切っても切れない関係であるようだ。なお、ルルーシュは撃っても死なないC.C.のことを化物だとも思っているので、恋愛に発展するかは微妙だが、ルルーシュの本当の姿、全てを知っている為、C.C.の可能性もあり?ルルーシュもまた、C.C.の本名を知る唯一の存在。そして、C.C.なくしては計画が進まないまでの関係になっている。
ある意味、恋人や夫婦といった関係を超えた関係なのかもしれない。
大穴〈×〉ナナリー
〔評〕妹なので、もちろんアウトだが、重度のシスコン・ルルーシュならばありえる(笑)ナナリーもその気がないわけではなく、子どもの頃、異母兄弟のユフィとどちらがお嫁さんになるか争ったことも。憎い父と異母兄妹以外は、本当の家族はナナリーにとってもルルーシュだけなので、禁断の愛に目覚める可能性も??
ちなみに、第2皇女コーネリアは、第2皇子シュナイゼルと対面した時、褒められて赤面するシーンがあるのだが、そういう意味でもブリタニア一族は、血の繋がりがある方が惹かれる傾向にあるのかもしれない。
まぁぶっちゃけ、結果は出ているんですが、こんな所もどうなるかと思って見てみると、面白くて新しい発見があるかもしれませんよ?(笑)
ということで、前半はあらすじ、見どころなど、大まかな本筋ついての魅力を述べてまいりました。
後半は、本格的に『コードギアス』の魅力について紹介していきますので、今回述べた魅力を頭の片隅に置いて頂くと、後半をより楽しんでいただけるのではないかと思います♪
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