ヴァイオレット・エヴァーガーデン 第3弾 「愛してる」を知ったヴァイオレットの、守るための戦い

ヴァイオレット・エヴァーガーデン 第3弾  愛してるを知ったヴァイオレットの、守るための戦い

 

予定外に、第3弾を迎えることとなりました。まぁ、こういうこともありますよね。神アニメだからこそ起きるイレギューラーとして、ご容赦いただけたらと(笑)

第1弾のコラムはコチラ↓

ヴァイオレット・エヴァーガーデン 第1弾 「愛してる」を知るための物語 2018年冬期アニメで、唯一「神アニメ認定」した作品。 ...

第2弾のコラムはコチラ↓

ヴァイオレット・エヴァーガーデン
ヴァイオレット・エヴァーガーデン 第2弾 命をかけた七日間〜究極の母の愛〜 2018年冬期アニメで、唯一「神アニメ認定」した作品。 ...

第1弾では第9話まで、第2弾では、第10話の神回をお送りいたしました。

いよいよ今回は残りの第11話から第13話までをお送りいたします。

 

命をかけても届けたい思いがある(第11話)

危険地帯に向かうヴァイオレット

CH郵便社に新たな依頼が舞い込む。それは、終わった戦争での敵国であった基地の兵士からのものであった。実は戦争締結に納得しない強硬派によって、再び戦争を起こさんと内乱を起こしていたのである。郵便社がそこかしこにチラシを撒いていたおかげで、敵国であった兵士から、代筆の依頼が来たのだ。

ホッジンズは、危険な紛争地域に大切なドールを送り込むのはリスクが高すぎるため、申し訳ないが断ることにする。しかし、ドアの外で、その話を聞くヴァイオレットの姿があった。

命をかけて、死してなお50年に渡り、愛する子供に手紙を届けるお手伝いをし、届ける思いの大切さを知ってしまったヴァイオレットにとって、聞き逃せない依頼(声)だった。

翌日、敵国兵士からの依頼書が見当たらず、騒ぎになると同時に、ヴァイオレットの姿もない。ホッジンズはすぐに気付いた。危険な戦争地帯に、ヴァイオレットが飛び出していってしまったことを。

ヴァイオレットは、飛行機を使う配達会社に単身交渉に行き、事情を伝える。当然、戦争地帯に行くのは危険すぎるし、そもそもいたいけなお人形のような少女を連れていくわけにはいかない。しかし、ヴァイオレットは一歩も引かず、そんな場所だからこそ、兵士には誰かに伝えたい想いがあると言い、優秀なパイロットさえいれば行ける、と職人魂を挑発するよう交渉し、なんとか約束を取り付ける。

「お客様がお望みなら、どこでも駆けつけます。」

「なら、どんなものでもどこでも届けるのが郵便屋だ!」

と。

雪山の中、依頼を出した兵士エイダンの姿がそこにはあった。過激派の動きを察知しながら、作戦会議をしていると、突然上官が銃弾に撃たれてしまう。さらに攻撃を受け、ほとんどの兵士が殺されてしまう。依頼者も傷を負うが、息のあった仲間を抱え、その場を離れるが、過激派の手は緩まない。抱えていた兵士も撃たれ、エイダンは一人囲まれる。飛行機で基地に向かうヴァイオレットは、飛行機からその状況を見て、パラシュートをつけて飛び降りる。


ヴァイオレットは、過激派の兵士たちからエイダンを守るのだが、元殺人兵器だったヴァイオレットは、敵国にとって恐れられた存在であり、兵士時代の彼女を知る過激派のリーダーは、これは相手が悪いと、その場を離れるのだった。

最期の言葉は「感謝と愛」

エイダンを小屋に連れて行き、手当てをするヴァイオレット。エイダンは撃たれて重傷を負っており、瀕死の状態だった。ヴァイオレットは、回復を待ってから手紙を書くように言うが、エイダンは自らの死期を悟り、今すぐ手紙を書くようにお願いする。

急のことで飛行機を飛び降りた為、タイプライターを持ってこられなかったヴァイオレットは、タイプライターを打つ構えをし、その指でエイダンの言葉を記憶するのだった。
エイダンは、両親に感謝の思いを伝える。生まれ変わっても、また2人の子供にしてほしいと。ヴァイオレットは、タイプライターを打つように、その指で依頼者の思いを記憶する。

他にも手紙を書きたい人はいるかと尋ねると、地元にいる幼馴染マリアの姿を思い出していた。マリアとは幼馴染であり、告白もされていて、お互い好き同士であるものの、キスもしたことがなかった。内戦が終わったら、マリアのもとに帰るはずだったのに、それももう叶わない。エイダンは、手紙にマリアへの愛を託すのだった。ヴァイオレットは、その想いをしっかりと受け止めていた。

エイダンの容体が悪くなり、ついに目も見えなくなってしまった。
手を握ってほしいと言われたヴァイオレットは、エイダンの手を握り懸命に励ます。そして、そっと目にキスをすると、「ありがとう」とエイダンが呟き、息を引き取った。

ヴァイオレットは銃を墓標に見立てて、エイダンを手厚く葬るのだった。

依頼を終えたヴァイオレットは、直接依頼者の実家に手紙を送り届けに行く。

そこには畑仕事をするマリアがいて、マリアを呼ぶ声が。そこには、泣き崩れた幼馴染の両親の姿と、手紙を届けに来たヴァイオレットがいた。

ヴァイオレットは、マリアにも手紙を渡す。そこには、エイダンの愛と、血の付いたハンカチが入っていた。それを見た瞬間、マリアは泣き崩れる。

手紙を届けたヴァイオレットは、かける言葉もなくその場を立ち去ろうとする。

その時、依頼者の両親が、

「息子を帰してくれてありがとう」

と声をかける。マリアも同様に、感謝の言葉を投げかけるのだが、ヴァイオレットは、エイダンを守れなくて申し訳ないと謝り、堪えきれずに涙を流すのだった。

「愛してる」を伝えて死んでいってしまう姿に、ヴァイオレットは少佐の姿を重ねていた。少佐を守れず、依頼者も守れなかったヴァイオレットは、新たに決意するのだった。それは、

「もう誰も死なせたくない」

ということ。

人には届けたい思いがある。その思いを伝えること。大切な人と別れずにいられるようにしたいと強く思うのだった。

 

最後の依頼、戦争の終結(第12・13話)

列車での攻防 大佐とヴァイオレット

敵国の内戦もほぼ鎮圧され、戦争を終結させる為に、公開和平書簡の取り交わしをするため、CH郵便社の先輩ドールであるカトレアと、付き添いで来たベネディクトも、調印式典に向かう駅にいた。

内戦の反乱軍が襲撃する危険もある為、ギルベルト少佐の兄、ディートフリート大佐が護衛部隊を率いることとなる。
敵国の内戦反乱軍は、奇しくもヴァイオレットが腕と少佐を失った時に戦った部隊の残存兵だった。

手紙を送り届けて、飛行機で帰路に着くヴァイオレットは、列車沿線に黒煙を発見し、それが爆破によるものだと知る。
その先にある駅の近くで降ろしてもらい、爆破の状況をディートフリート大佐に報告に行く。大佐は「なぜお前がここにいる!」と相変わらず憎しみの混じった表情で言うが、ヴァイオレットは冷静に状況報告をする。事の重要さに、大佐もヴァイオレットの報告を冷静に受け取るのだった。CH郵便社の仲間が列車にいるため、ヴァイオレットは、仲間を守るためにも、列車に残り、大佐の命令を仰ぐと、「貴様は、今も命令が欲しいだけの道具なんだな」とあしらわれるが、そうではないと引き下がらないヴァイオレット。

「命令をすれば、平然と殺すのだろう?」

「誰も殺しません。武器はいりません。」

「道具じゃないというなら、なんだというんだ・・・!」

と拳を握りしめる大佐。大佐にとっては、少佐と過ごし、ドールとして働いてきたヴァイオレットの変化を知らないし、変わるとも思えないのだ。

襲撃に備えて、急いで列車を出すことにする。敵の思惑に気付く大佐だったが、既に敵国の反乱部隊は、列車に潜入しているのだった。

走行中に異変が起こる。潜入していた反乱部隊に、兵士が乗っている後部車両を切り離してしまったのだ。走行列車に残る兵士は、大佐しかおらず、ヴァイオレットの力を借りるしかなかった。

ヴァイオレットは潜入に気付いており、仲間を守るために阻止しようと、敵兵の前に立ちはだかるのだった。その敵兵は、第11話で依頼をしたエイダン達を襲撃した兵士達だった。エイダンを侮辱すると、ヴァイオレットは怒りを露わにし、襟を締め上げると、 「あんな奴が死んでも、悲しむやつなんていない」という言葉に、我にかえり、鉄拳を下す。

列車の屋根から敵兵が忍び寄る所に、ヴァイオレットは向かう。
その姿に、敵兵隊長は、ヴァイオレット達に敗戦した戦いを思い出す。

敵兵隊長は、母国のため、誇りの為に戦ったが、負けてしまえば、全ては水の泡であり、踏みにじられる。死んで行った兵士達のためにも、戦争を終わらせてはならない、というのが、彼らの動機だったのだ。

ヴァイオレットと敵兵達、一対多の戦いは、さすがのヴァイオレットも苦戦し、少佐の瞳と同じ色をした大切なブローチを奪われてしまう。傷を負い、敵に捕らえらてしまったヴァイオレット。
絶体絶命のその時、ディートフリート大佐が来るのだった。その姿に、少佐の面影を重ねるのだった。
大佐によって撃退したが、あっけなく敵に捕まるヴァイオレットを見て、激しく怒る。

「自分すら守れないくせに、不殺とはおこがましい!俺の弟は、そんな奴を守ろうとしたのか!」

「もう誰も殺したくないのです!少佐の命令は生きろであって、殺せではありません!」

「殺せない戦闘人形なんかただの足手まといでしかない!だからギルベルトも守れなかったんだ!お前がギルを殺したんだ。だからお前も死ね!早く死ね!!

と荒ぶるが、

「少佐は、それでも生きろと、おっしゃったのです。守りたかった、私も守りたかったんです!」

と返すヴァイオレット。

そこで、撃退したはずの敵兵の凶弾が襲う。察知したヴァイオレットは、身を呈し、右腕と引き換えに大佐を守るのだった。

 大佐にとって、自分が捨てた道具は、弟の犬になり、両腕と主人を失い、何もかも失ったその果てに、目の前に立っていることが、不思議でならなかった。

中々しぶとい敵兵隊長を蹴り飛ばすヴァイオレット。その手に握られたブローチが飛んでしまう。手が届かないヴァイオレットの代わりに、大佐はブローチを掴み、ヴァイオレットに返すのだった。ブローチを受け取ったヴァイオレットの安心した表情を見て、大佐の心は揺らぎ始める。

敵兵は退けたものの、危機はまだ去っていない。橋に爆弾が仕掛けられておりら爆破すれば列車はもちろん、国と人を繋ぐ橋が破壊されれば、国交の復興も遅くなる。

ヴァイオレットと同僚のベネディクトが橋に飛び移る。痛イケメンであるベネディクト唯一の見せ場で爆弾は外れ、川に落とした。ヴァイオレットも力を振り絞り外そうとするが中々外れない。義腕が壊れ始めてもなお、力の限り外すと義腕が壊れ取れると同時に、爆破ギリギリのタイミングで、爆弾を取り外すことができた。

両腕を犠牲にしても、少佐を守れなかったヴァイオレットは、今度も両腕を犠牲にしたが、大佐と橋を守ることができたのだ。誰も殺さずに。

その後、無事調印式は行われ、戦争は終わった。

終わったのに・・・。

新たな依頼に応えるヴァイオレット。
息子を戦争で失った父親が言う。

「戦争は終わったのに、息子はもう戻ってこない。」

その気持ちが痛いほどわかるヴァイオレット。
失ったものは戻らないのだ。

 

戦争が終わったことで、CH郵便社の社員みんなが、それぞれ自分の手紙を書いてみようということになる。

ヴァイオレットは、ドールとして他の人の手紙は書くものの、自分の手紙はまだ書いたことがない。

手紙を届けたい相手は、ギルベルト少佐。

同僚には、心のままに書けばいいと言われるが・・・。

少佐と過ごした最後の夜

少佐と過ごした最後の夜が思い起こされる。

「少佐、私はもうご不要ですか?」

この戦争が終わったら、ホッジンズ中佐の元に移されるのではないか、もう少佐の命令はもらえないのか、そんな不安がヴァイオレットにはあった。
それに対し少佐は、この戦い以降、私の命令は聞かなくていいと答える。誰の命令も聞かなくていい、自由に生きなさいと答える。

その言葉すら、ヴァイオレットは「命令」だと捉える。

少佐は、なぜ命令だと思うのか?と色んな感情が込み上げる。

「私が、君を本当に道具だと思っていると?そうなのであれば、幼い君を抱いて帰りはしなかった。君をずっと私だけの側に置かなかった!わかっているはずだ。怒っているのも、辛いのも君は!君には感情がある。私と同じ心があるだろ!?ないと言うのならその顔はなんだ!そんな顔ができるんじゃないか!今私のことが怖いだろ!急に怒鳴られていやだろ!?」

「わかりません…」

「理不尽に言われて腹が立つだろ!?」

「わかりません…」

「嘘だ!」

「嘘ではありません。自分でもわからないのです。私は、少佐の命令を聞いていたいのです。少佐の命令があれば、どこへでもいけるのです。それだけなのです。」

ヴァイオレットにとっては、少佐の命令が全てだった。全てであり、命令を受けることは、自分が必要とされる実感そのものなのでしょう。
ヴァイオレットがこうなったのは、孤児として生まれ、軍の都合のいい道具として、人を殺める兵器として育てられ、およそ人としては捻じ曲げて育てられてしまった産物と言えます。少佐に出会っていなければ、ヴァイオレットは道具のままで、戦争の中で亡くなっていたかもしれません。誰にも弔われることなく。

少佐にとっては、自分のことを道具だと思い込み、命令がなければ生きられないヴァイオレットが不憫であっただろうし、特別な感情を持ち、一人の人間として生きて欲しいと思っていたのでしょうが、自分が軍にいたままでは、それも叶わないという矛盾も抱えていて辛かったのでしょう。

もう、命令はいりません

次の日、ヴァイオレットの元にディートフリート大佐が訪ねてくる。今までの憎しみを持った姿はなく、忙しかったヴァイオレットを労わる言葉までかけるのだった。訪問の目的は、彼女を実家であるブーゲンビリア家に連れて行き、自分と少佐の母親に会わせることだった。

ヴァイオレットはギルベルトの母親に挨拶をすると、母親は、少佐が生きていれば、ヴァイオレットはこの家に引き取られる予定だったと答える。そして、ヴァイオレットのブローチをみて、「ギルベルトの瞳と同じ色ね」と。

少佐の思い出話になり、母は言う。

「ギルベルトが死んだのは、あなたのせいじゃないわ。あの子は生きてる、心の中で。だから決して忘れない。思い出すたびに辛くても、ずっと想って生きていくわ。だって今も、愛しているんだもの。」

涙を流し、「はい」と何度も答えるヴァイオレット。ドアの外では大佐がその話を聞いている。

帰りがけのヴァイオレットに大佐が声をかける。

「ヴァイオレット。あいつの分も、お前は生きろ。生きて、生きて生きて、そして死ね。これが、俺からの最後の命令だ。」

大佐の口から、初めて「ヴァイオレット」の名が言われた瞬間であった。その瞳に、憎しみは感じられない。

「もう、命令はいりません。」

笑顔で頭をさげるヴァイオレット。見送る大佐はこう思う。

「俺が捨てた道具を、ギルベルトは道具として扱わなかった。だから、それは両腕を失い、主を失っても、あいつからもらった大切なものを、決して失くすことはないだろう・・・」

会社に戻り、少佐に手紙を書きあげるヴァイオレット。

「親愛なるギルベルト少佐
お元気ですか?お変わりないですか?今、どこにいらっしゃいますか?困ったことはありませんか?
春も、夏も、秋も、冬も、いくつも季節が過ぎましたが、少佐のいらっしゃる季節だけが、巡ってきません。
私、最初はわかりませんでした。少佐のお気持ちが、何一つわかりませんでした。
でも、少佐に頂いた、この新しい人生の中で、少しだけ感じることができるようになったのです。
代筆を通して、出会った人たちを通して。
私は、信じています。少佐が、どこかで生きていらっしゃることを。
だから私も、生きて、生きて生きて、その先に何があるかわからなくても、ただ生きて、そしてまた会えたらこう伝えたいのです。

私は、今、愛してるも、少しはわかるのです。」

 

少佐に宛てた、最初で最後の手紙だった。

ヴァイオレットは、彼女に名前を付けた少佐の思いである、「その名が似合う女性になってほしい」という、その名に相応しい女性になったのでしょう。

「愛」という意味を持つヴァイオレットの花のように。

 

ヴァイオレット・エヴァーガーデン まとめ

第3弾に渡ってお送りしてきました。

第9話までは、ヴァイオレットが少佐の命令で動く人形だったのが、自分の意思で動き、ドールと言う名の自動手記人形になった。そこで、色んな「愛してる」に触れ、少佐の思いが少しずつ理解できるようになったが、自分の過去と向き合うことになり、そして、大切な存在である少佐の死を受け入れなければならなかった。

それは、ヴァイオレットにとって受け入れがたく、自らの首を絞めるほどのことだった。

それほどの出来事を乗り越え、一コラム丸々使った第10話の神回が生まれました。

命をかけた母の愛、死に征く前に伝えたかった愛は、少佐の最後の言葉だった「心から愛してる…」を知るには十分だったのでしょう。

最後の最後には、「もう、命令はいりません」と言えたことで、本当の意味で、少佐の命令によって生きるという、少佐に必要とされる、何かに必要とされないと生きていけないというような、何かに支配された生き方ではなく、主体的に自分で選び取る自由な生き方で歩んでいく一歩を踏み出しました。

支配という言い方は、強い表現かもしれませんが、実は誰もが何かしらの支配を受けて生きています。大きく言えば、時間であるとか、運命であるとか、寿命であるとか。もちろんそれらは逃れられないものであるので置いておくとしても、我々は国や自治体、土地柄や社会、会社や学校、宗教や伝統、そして家族…

様々なものに有形無形に支配されて生きています。

知らずに支配される生き方の恐ろしさ

人は生きていく上で、色んな所で、色んな相手に影響を受けます。例えば会社や学校というのは明確なルールや方針といったものがあり、ある意味それを分かった上で支配されています。それが嫌だと言ってもどうしようもないこともあります。

逆に、嫌だと思うということは、相反する何かが自分の中にあるということです。この心の声は、自由に生きる、当サイト的にいう「ジョーカー的に生きる」上では、絶対に必要不可欠なことです。

そして、とても危険なのは、支配されていることに気付かないでいること、さらには自ら進んで支配されているということです。

例えば、多くの宗教の手口は、まさにこういう所にあります。
神という絶対的な存在によって、その教えを信じればいい、神(もしくは神の言葉を預かる教祖)の言う通りにすればいい、という状態を作り上げ、人を思考停止の状態にします。そして、いつの間にか、あたかもそれが自分の意思であるかのように盲目的に行動してしまう。それが、どんなに相手が嫌がることでも、神の名の元に正しいことだと信じてしまっているので、相手の方が悪になってしまいます。

これが、世界の多くの戦争や紛争を生んでいる主な原因になっているのです。

宗教そのものを否定はしませんが、多くの伝統宗教や新興宗教は、構造上どうしてもこのような支配構造になっていくものです。すべてそれが間違っているとは言いませんが、仮にもし間違っていたとしたら、最終的に痛い目を見るのは自分です。神であっても、身を代わってはくれません(笑)

宗教や思想に限らず、例えば芸能人や有名人、アイドルなど、自分が尊敬する相手に対しては、誰でもそういうところがあるのではないでしょうか?

決してそれを悪いとはいうつもりはありませんが、ただあまりにものめり込み過ぎて「偶像崇拝」になってしまうのは、少し気を付けた方がいいのではないかと思います。

なので、最終的には「自分の意志で、自分の責任で、考え行動する」ということが、とても大切ではないかと思っています。

 

誰を必要とするかで人生は左右される

少年ジャンプに掲載されていた「BLEACH」という漫画に、こんなセリフがあります。

「憧れは、理解から最も遠い感情だよ」

憧れている人の言うことは、素直にそのまま聞いてしまったり、気に入られようとしますよね。それは当然のことだと思いますが、どんなに憧れて尊敬している人でも、例え「神」の言うことでも、鵜呑みにして思考停止になってしまうと、支配され操られて生きることと同義です。言われたことをやればいいというのは、一見楽ではありますが、自分を支配する存在がいなくなったら、何もできません。会社でいえば、いつまでも新入社員のままなのと同じです(笑)

やはり、自分自身で考え、判断し、選びとっていかなければならないと思います。

ちょっと話が逸れましたが、ヴァイオレットは、孤児だった為、家庭がなく、成長過程で軍に都合よく育てられた為、「自分は武器であり道具だ」と認識し、少佐に初めて出会った時でもまともに会話もできず、文字も書けないほどでした。

そんな中で、自分に唯一優しく、存在を認めて、愛してくれたのが少佐でした。

だからこそヴァイオレットは、少佐の命令を望み、必要とされること。ヴァイオレットにとっては、それが少佐から感じる「愛」だったのでしょう。

場合によっては、これも洗脳とも言えますが、「洗脳」という言葉は悪いですが、要はそれが「自分や他人を幸せにするかどうか?」ということが重要だと思います。良い意味での洗脳(自己&他者洗脳)も、もちろんあるのだということです。

そういう意味では、ヴァイオレットを拾い上げたのがギルベルト少佐で、本当に良かったと思います。

 

さて、長いまとめになってしまいましたが(笑)、ヴァイオレット・エヴァーガーデンは、本当に色んな感動を与えてくれました。

まだ見ていない方には、是非ともオススメする神アニメです。そして、見たことがある方も、私はこんなことを感じた、こんな発見があった、とコメントして頂けるとありがたいです!

早くも新作が決定しているので、第2期が楽しみです!!

 

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