特別篇!神ドラマ虹見式アワード2018!

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特別篇!神ドラマ虹見式アワード2018!!

 

新年 明けまして おめでとうございます!

「神アニメ虹見式アワード2018」に続いて、「神ドラマ虹見式アワード2018」も、誠に勝手ながら表彰したいと思います!

私MAXはアニメだけではなくドラマ通でもあるので、神アニメに負けない神ドラマも紹介していきますー!

 

[1b]

第1位「大恋愛 〜 僕を忘れる君と」

10月期にTBSで放送された、ムロツヨシと戸田恵梨香主演のドラマ。
元小説家で、引越しのアルバイトで生計を立てている間宮真司と、若年性アルツハイマーを発症してしまう、産婦人科医北澤尚の、記憶を失いながらもその現実に二人で向き合っていく恋愛物語です。
あまり恋愛ドラマは見ない私MAXですが、この作品は、ムロさんには珍しく恋愛ドラマに主演するということと、安心の戸田恵梨香さんが主演ということで、とりあえず見てみようと思い、第1話を見たところ一気に引き込まれました!単純な恋愛ストーリーではなく、立場の違いやアルツハイマーという病気、そして夢、絆など、色々と考えさせられる内容のドラマで、最終回は涙なしには見られませんでした。そんな「大恋愛」の面白かったポイント、感じたことを述べていきます!

虹見式(ドラマver)で採点すると

虹見式・六性図    
①キャラクターの魅力 14
②ストーリー 14
③演技力 14
④主題歌 / BGM 14
⑤キャスティング 14
⑥感動度 24
合 計 94

年間No.1に相応しい高得点となりました!戸田恵梨香さんも、自分にとっての代表作と言うくらい、演者にとっても、素晴らしいドラマになったのではないでしょうか。ムロツヨシさんも、今まであまりなかった恋愛モノを成功させたことで、演技の幅が広がったのではないでしょうか。

感動の物語展開

二人の出会い

2013年、女医の北澤尚はお見合いにより婚約をしており、引越しをしていた。その引越し業者として働いていたのが、間宮真司だった。やる気がなく、室内で一服する始末。本を片付けようとすると、そこには昔受賞したことのある自分の小説『砂にまみれたアンジェリカ』があった。尚は、その小説が大好きで、暗記するほどだった。目の前にいる男がその小説家だとは知らずに。なぜか興味を惹かれた尚は、真司を食事に誘う。居酒屋に入ると、真司が店員同士のやりとりをアテレコし、尚は大爆笑。その帰り道、尚は引越し屋の男が、長年愛読していて小説の著者だと知ると、尚は真司に引き込まれていく。

砂漠を歩くとしても、選んだ道

尚は、精神科医の伊原侑市と婚約していたが、暗記するほど読み込んでいた小説の著者との出会いを運命だと感じる。しかし、真司はもう小説を書いておらず、引越し屋で働き、楽しみもなく過ごしていた。「俺と一緒になるってことは、電車を降りてあてのない砂漠を歩くようなもんだよ」と言うが、尚は全てを捨ててでも真司と歩くことを選ぶ。

しかし、時を同じくして、尚は「軽度認知障害」を発症してしまう。軽い物忘れを何度もするようになった。婚約していた伊原は、アルツハイマー研究の權威で、いち早く尚の症状を見抜いていた。尚の母薫も二人の関係を認めず、お金を渡してでも別れるようにお願いするのだった。真司は、尚が若年性アルツハイマーになったとしても、一緒に歩く決意をするが、症状が進行するにつれ、尚に必要なのは自分ではなく伊原なのではないかと思い始める。ひょんなことから言い争いになった際、真司は別れを切り出すのだった。

運命の再開

尚と出会い、真司は再び小説を書くようになった。尚とのことを書いた小説は、尚と別れた後に完成し、『脳みそとアップルパイ』はベストセラーとなる。尚は、治療を続けていたが、真司と別れたことで生きる気力を失い、進行は進んでいないものの、精神的に限界になっていた。そんなある日、本屋で『脳みそとアップルパイ』の本を発見し、読み進める。そして、伊原も偶然本を読み、そのエンディングに驚きを隠せない。この小説の終わりは、「二人は結ばれず、医者と結ばれたと、風邪の噂で聞いた。その後どうなったかは知る由もなかった。」と締めくくられていた。誤解していると感じた伊原は、真司を呼び出し食事に誘う。誤解を解くと、そこに尚が現れ、数ヶ月ぶりの再会を果たす。
生気がなかった尚の顔は明るく、真司も涙ぐんでいた。一言交わすと、真司は言う。
「尚ちゃん、結婚しよう。」
「いいの?」
「いいよ」
「黒酢ドリンク、何度も買っちゃうよ?」
「いいよ」
「ドアに鍵を挿しっぱなしにしちゃっても?」
「いいよ」
「名前、また間違えちゃうかもよ?」
「いいよ」

全てを受け入れた真司の心は決まっていた。尚のおかげで小説家として成功することができた。今度は、母の薫に報告に行き、二人は結婚式をあげる。

「健やかなる時も、病める時も、相手のことを忘れる時まで、愛することを誓いますか?」

二人は誓い合い、最高の笑顔で記念写真を取るのだった。

若年性アルツハイマーを発症

真司と結婚し、死にそうだったのがウソの様に元気な姿になっていた。症状が進行することなく、回復する兆しさえあった。その幸せそうな夫婦を見ている若年性アルツハイマーの患者・松尾公平がいた。松尾は、自分がアルツハイマーになったことで、離婚されてしまった。同じ病気でしか分かり合えないことがあると、松尾は尚に近付く。

ある日伊原は、「軽度認知障害」について講義をしてみないかと尚に提案する。症状にも効果があるということで、講義に臨む。そして当日、講義を始めようとすると、マイクがハウリングを起こし、尚は失神してしまう。病室に駆けつけた真司の目に映ったのは、松尾が尚にキスしているところだった。
翌日、尚は元気に目覚めたが、検査の結果、若年性アルツハイマーに進行してしまい、ついにこの時が来てしまった。

マイクのハウリングは松尾の仕業だということがわかり、対応しようとするが、松尾は「どうせ忘れちゃうんだから、俺には今しかない。だから、今を大切にするだけだ。」と狂気を見せる。

その狂気の元、尚を誘拐し、共に心中しようとする。真司を呼び出し、尚を利用していただけだろうと問い詰める。激昂した真司が殴ろうとすると、眠らされていたはずの尚が止めに来る。尚は睡眠薬入りのコーヒーを飲んだふりをしていた。そして、「いずれ真司のこともあなたのことも忘れる。あなたも、今日あったことも、私のことも忘れる。だから、今回のことも私のことも、忘れてください。」と諭すのだった。
そして、尚との子供が欲しいと言っていた真司の思いを受け止め、尚も子供を産むことを決める。

恵一の誕生

2015年には長男の恵一が生まれ、3人の家族になった。真司は小説家としての地位を確立し、幸せな時間を過ごしていたが、尚の症状は緩やかに進行していた。そして、『脳みそとアップルパイ』の続編になる『もう一度、第一章から』を執筆し、2018年には書籍化して大ヒットとなる。尚が元気のうちに新居を購入するが、その頃には尚はだいぶ虚ろになり、できることが少なくなっていた。編集担当の水野も、家政婦の様に家のことを手伝っていた。そんなある日、公園に行きたいとわがままをいう恵一。真司は尚と赤い紐を結び公園に行かせると、帰ってきたのは尚一人で、恵一がいなくなったことさえわからなくなっていた。
知り合いが総動員で探すと、翌朝恵一を発見し、無事保護できたが、真司は心のどこかで不安を感じ、あっけらかんとしている尚にきつく言ってしまうのだった。

尚の失踪

まだ自意識のある尚は、これ以上家族に自分が衰えて行く姿を見せたくないと、

「しんじさま
 ありがとうございました」

と置き手紙を残し、家を出てしまうのだった。
そして、尚が失踪して半年後、見つかったと連絡が入る。

尚がいた場所は、『砂にまみれたアンジェリカ』の裏表紙のモデルになった煙突が見える診療所にいた。

駆けつけた真司。尚は、その診療所のお手伝いをしていて、目が合うと「先生にご用ですか?」と、真司のことは覚えていなかった。

尚は診療所の先生に貯金を預け、お世話になるようお願いしていた。そして、もし私を探し当てたら、これを見せて欲しいと、ビデオカメラを渡される。
そこに映されていたのは、尚自身だった。何とか真司の小説を読み終えたこと。これを真司が見る頃には、真司のことをわからなくなってしまっているんだろうということ。そして、真司が好きだと。真司に会いたいと。記憶がなくなるまで撮されていたが、真司は涙なしには見られず、自分を責めた。
家族のことを覚えていない尚を連れ戻すことはできないと真司は判断し、診療所でお世話になるよう改めてお願いする。

一瞬の奇跡

真司は、海辺にいる尚に会いに行く。そして、文字が読めなくなってしまった尚の隣で『脳みそとアップルパイ』を朗読する。時間が許す限り。真司は何度も足を運び、時には恵一も連れて。そして、会う度、尚に朗読を聞かせた。それは、二人が歩んだ軌跡だった。読み終えると、尚は「終わり?二人は結ばれなかったんですか?」と聞く。真司は一度、尚を東京に連れて行く。そこには、母やお世話になった人たちが待っていたが、尚は母親のこともわからなくなっていた。

そして、月日を費やし、続きである『もう一度、第一章から』を読み進める。すると尚は、二人の思い出でもある尚が言った言葉を読み上げた。

「一生懸命生きるから、よろしくお願いします。」

尚はその瞬間、記憶が戻るのだった。

「真司、続き聞かせて」

真司は涙を堪え、声を震わせながら読み進めた。

「やっぱり真司は才能あるね。すごい!」

涙を流して笑顔でそう言うと、二人はその時だけ夫婦に戻り、抱き合った。その日その時だけ、尚は真司のことを思い出すことができた。僅かな時間のその後、二度と思い出すことはなく、翌年の2023年、尚は肺炎でこの世を去ることになる。

尚とのことを書いた最後の小説が完成し、もう尚ちゃんのことは書かないよと、遺影に語る。真司の持つ手にあった本の名前は、

「大恋愛 〜僕を忘れる君と」

遺影に映る尚は、最高の笑顔で見守っていた。

 

大恋愛から感じるもの

アルツハイマーの現実

症状は個人差だと言われていますが、戸田恵梨香さんの演技力によって、見事に表現されていたと思います。終盤の虚ろで生気のない演技は、本人も「飲み込まれそうで大変だった」と語っています。それほどまでに入り込んだ演技だったということですね。病気とは言え、忘れてしまいそうになる中でも、愛する人を想い続ける美しさが、この作品にはあります。人を愛する美しさはもちろん、愛せないことが、どれだけ辛いことか。寂しいことかということを、「アルツハイマー」という病気を通じて教えてくれました。

幸せとは思い出である

この作品に教えられたのは、幸せとは思い出であるということ。嬉しいこと、愛する人のこと。どんなに幸せなことがあっても、それを忘れてしまえば、幸せを感じることもできません。

「人はなぜ勉強するのか?」

子供なら一度は考えたことがあり、親や先生に聞いたことがあることではないでしょうか?
一つの答えとして、「幸せになるために勉強するんだよ」と、言えるかもしれません。少なくとも、私はそう感じました。勉強して、頭を鍛えることは、記憶力を鍛え、幸せでいられることなんだと。

ただ、覚えていることは、幸せなことや嬉しいことだけではありません。嫌なこと、不幸なこともあります。人は、忘れる生き物です。忘れるようにできています。だから、生きていけるということもあります。尚を奪おうとした松尾が、症状が進行した状態で再登場しましたが、自分がしたことを何一つ覚えておらず、幸せそうにご飯を食べている姿がありました。そういう意味では、覚えていないから幸せだとも言えます。しかし、それは望んでなるものではなく、結果的に、そういう風に思うことで、納得させるのではないかと思います。

都合よく忘れられたらいいですが、そういう訳にも生きません。
理想的なのは、覚えておきたいことはいつまでも覚えていて、忘れたいことは都合よく忘れてしまうことなのかもしれませんね。

爆笑のオープニング

オープニングのムロさんに爆笑していたのは、私だけでしょうか?(笑)戸田恵梨香さんを見つめるムロさんの微笑みに、毎週爆笑でした(笑)わかっていても、笑わせるムロさんの微笑みの威力はとんでもないです(笑)まさに微笑みの爆弾!(by幽☆遊☆白書)

感動のエンディング

Backnumberが歌う「オールドファッション」が、このドラマを盛り上げる一つでもありました。若者に大人気でもあり、ラブソングには定評がありますが、このドラマに合い、この曲が流れると大恋愛がイメージできる素晴らしい曲でした。この曲も、ドラマとしての評価を高くしている要因の一つだと言えます。

と言うわけで、2018年の神ドラマ虹見式アワードの大賞は、「大恋愛 〜僕を忘れる君と」に、勝手に贈らせていただきまーす!!

 

[2b]

第2位「義母と娘のブルース」

7月期にTBSで放送された、綾瀬はるか主演で話題と感動を呼んだドラマ。
キャリアウーマンが、突然小学生の娘の義母になり、母親として奮闘する難しい役どころを、見事にこなした綾瀬はるかさんの演技が光りました。前半・後半の2部構成となっており、ハートフルなコメディではありましたが、大きな感動と心温まる素敵なドラマでした。このドラマの見所と感じたことと魅力を紹介していきたいと思います。

虹見式(ドラマver)で採点すると

虹見式・六性図    
①キャラクターの魅力 14
②ストーリー 14
③演技力 14
④主題歌 / BGM 14
⑤キャスティング 13
⑥感動度 24
合 計 93

こちらも文句なしの高得点となりました!数々の主演を務める綾瀬はるかさんの新境地とも言える演技で、真面目でシュールの中にもクスリと笑えてしまうのも、このドラマの魅力ですね!上白石萌歌さんも、日本の娘になりましたね!可愛い!!

感動の物語紹介!

第1部 義母になったキャリアウーマン

スキルス性の胃ガンに侵され、余命宣告をされた竹野内豊演じる宮本良一は、小学3年生の娘がおり、妻には先立たれていた。自分が死んだ後、娘が一人になってしまうが、自分にも時間がなく、信頼できる人に娘を託したいと、ライバル企業のキャリアウーマン、岩木亜希子に結婚のお願いをする。トンデモないお願いだったが、話を聞いて亜希子は受け入れ、良一と結婚することになった。

娘の小学3年生であるみゆきへの挨拶も、名刺を差し出し「こう言う者です」と言ってしまうような、真面目すぎる亜希子だったが、娘と衝突しながら関係を築いて行く。

実の母には遠く及ばないと、みゆきは中々受け入れられず、むしろ迷惑にさえ感じていた。ぶつかりながらも、徐々にお互い距離は少しずつ近くなっていく。人参嫌いのみゆきに、一気の合いの手を入れ、食べさせることに成功した。良一の勧めで、「奇石の花屋」で買ってきた花をプレゼントし、曲がりなりにも母親だと認めるようになった。

さらに絆を深めたのは、運動会の準備で、仕事ができる亜希子はPTAに面倒な質問を何度もし、PTA役員の反感を買ってしまう。それがみゆきにまで影響がきてしまい、友達の親に、みゆきちゃんと遊ばないようにと仕向けられてしまい、みゆきは深く傷つく。みゆきを傷つけたことに怒りを燃やす亜希子は、それをきっかけに、PTAを廃止するよう署名を集め、亜希子は運動会を一人で運営しようと無茶な決断をする。
亜希子の無茶な行動に学校の先生も困惑し、亜希子を説得しみゆきも「私のママなら、私が嫌われるようなことしないでよ!」と爆発する。しかし亜希子はみゆきの言うことを頑として聞かない。

「子供がこんな発想になっていいのでしょうか?私は、大事な一人娘にそんな背中を見せたくありません!!」

と、亜希子は娘の為に表面的ではなく本質的な面で考えて動いていたのです。亜希子は亜希子の考えと信念があり、それに従い行動したのです。この時みゆきは、亜希子のことを認め、尊敬するようにもなっていった。

良一の最期

余命僅かな良一が、みゆきの自転車練習の時に倒れてしまう。病気を知らないみゆきには、骨折したと誤魔化すが、ピンピンコロリで逝くつもりだった良一だが、家族の絆が出て来たことで、治療の為に入院することを決め、闘病生活を送る。そして、亜希子が良一の代わりに働くことになり、良一も必死で治療に励む。検査結果が出る前日、亜希子は良一に教わった言葉を贈ります。

「奇跡は、割とよく起きます。」

みゆきの為の結婚でも、二人の絆は確かに深まっていった。検査の結果は上々で、良一は退院する。ところが、家族の写真を撮りに行こうと約束した翌日、良一は二度と目を覚ますことはなかった。

事実を受け入れられないみゆきは泣く事ができず、亜希子も喪主として完璧に振る舞う。その姿にみゆきは更に泣く事ができなかったが、亜希子は「あんたがやるべきなのは、みゆきちゃんと泣いてあげる事だよ!」と諭される。みゆきと向き合い思い出話をすると、堰を切ったように、泣き崩れてしまい、出棺の時には泣き崩れたままだった。

付き合いは短く、二人の写真もないものの、良一と亜希子は、確かに夫婦だったのです。そして、この時の亜希子の心からの涙が、一人の人生をも動かすことになる。

溢れ出る程の感情は、人の人生を変えるものなんですね。それが、第2部へと繋がって行くことになります。

そして、亜希子がみゆきの自転車練習に付き合い、自転車に乗れるようになったみゆきは、空の上にいる父に「パパー!乗れたよー!」と報告するのだった。そして、9年の時が流れる。

第2部 義母と高校生になったみゆき

良一の死後、みゆきと亜希子の二人になり、亜希子は莫大な貯金を切り崩して専業主婦になっていた。亜希子は高校3年生になったみゆきの将来のことを考えるようになり、心配するようになっていた。
みゆき学校では勉強は苦手のお調子者で、先生からも姿勢だけはいいなと言われ、みゆきは
「箸使いと姿勢はビジネスの基本スキルだと、義母から教わりました〜。」
と返す。

みゆき自身も、進路のことを考えるようになるが、学力は厳しめだった。そんなみゆきの将来のことを考える亜希子だったが、貯金を切り崩し、FXなどで生計を立てていることが、悪影響を与えていると感じる。
ある日、亜希子はやる気のないパン屋を見つけるが、そこのあんぱんを食べ、そんな寂びれたパン屋が大成功するビジョンが見えてしまい、キャリアウーマンの血が騒ぐと共に、親としての背中を見せようと決意し、パン屋で働くことにした。そのパン屋の店長が、良一のお葬式で、亜希子の号泣によって人生が変わった麦田だった。

亜希子の様々な提案によって、お店はみるみる変化し、その都度麦田も変化していくが、あまりの要求の高さに、亜希子をクビにしてしまう。しかし、名前を「岩本さん」と間違えて呼んでおり後悔もしていた為、亜希子のクビはなくなる。そして、麦田は自分の心境の変化に気付く。亜希子のことを好きになっていた。だからこそ、亜希子の要望に答えようと努力し、絶縁状態だった父とも顔を合わせる。

良一が亡くなった時、麦田を動かしたのは、亜希子の涙と父がいなくなるみゆきの背中だった。麦田も、自分と父と向き合おうとするが、そううまくはいかない。パン屋の売上も中々伸びない中で父に言われたことは、「自分のパンにどんな思いを込めるか」ということ。それを聞いて、自分自身が世界一うまいと思えるパンを開発する。その道は険しいが、みゆきの協力もあり、自分が作りたいパンを発見する。それが遂に完成し、亜希子とも心の距離が縮まる。

人生の決断をする時

麦田の気持ちに気付いたみゆきは、複雑な気持ちがありながらも、二人を応援する。気持ちを伝える麦田だったが、亜希子の答えは、「ノー」だった。時を同じく、亜希子に大企業からスカウトがくる。みゆきのこともあり断るが、みゆきの受験のことで、亜希子とみゆきは正面で向き合う。亜希子は今まで語らなかった自分の身の上を話し、みゆきに本音を伝えるのだった。その、亜希子が気づいていない思いに、

「お母さん、バカなんじゃないの?そういうの、世間じゃ愛って言うんだよ。私もお母さんと同じ気持ちが、私の中にちゃんとあるんだと思うよ。」

とみゆきの思いを受け止め、亜希子はスカウトを受ける決断をする。大阪にある会社に務める為、二人は離れ離れになる。それぞれの道を歩み出す時、ベーカリー麦田でアルバイトが決まったみゆきは、亜希子に名刺を差し出し、

「私、こういう者でございます」

と名刺を差し出す。亜希子がみゆきに名刺を差し出して始まった物語の終わりは、みゆきが名刺を差し出すという、時間の流れとともに、義母の背中をみて育ったみゆきの成長を実感させるのです。

そして、大阪に行ったはずの亜希子が、みゆきの新居で待っていた。新幹線の切符を失くしたからで、みゆきの本のしおりになっていた。確認すると、「東京↔︎東京」という謎の切符。みゆきと亜希子はその小さな奇跡を見て笑うのだった。

 

義母むすから感じるもの

血の繋がりだけが親子ではない

みゆきは実の母と父を失い、残ったのは義母の亜希子だけだった。それでも、実の母と優しい父の愛を受け、父の思いを受け継いだ義母と、血の繋がりはないが深い絆で繋がっていた。


ちなみに私MAXは、もう亡くなりましたが、母方の祖母とは血の繋がりはありませんでした。大人になってからそれを聞きましたが、血の繋がりがないから家族ではないとは全く思いませんでした。そんな事実はなくても、家族は家族です。その後、血の繋がりがある祖母が現れましたが、血の繋がりがあっても、家族になるわけではありませんでした。

この作品に限らず、血の繋がりのない家族を描いた作品はありますが、家族とは血の繋がりではなく、どんな愛を育み向き合って過ごし、絆を深めたかという事に尽きると思います。血の繋がりがあったって、殺し合う家族だって世の中にはいます。血の繋がりに関係なく、家族で向き合い生きていくことが、この感動を生み出した親子のような家族を築いていけるのではないでしょうか。
作中にも、亜希子とみゆきの問題で「血が繋がってなくてよかったっすね」と言われるシーンがありますが、亜希子にとっては救いの言葉であり、捉え方によっては、色々な見方ができるのです。

義母と娘の向き合い

涙なしには見られない、最終話の義母娘のやりとり。
亜希子が義母になった理由は、良一の為でもみゆきのためでもない。自分の為だったのだと。自分が寂しくて、寂しさを紛らわす為に、良一の提案に乗っただけだと。そのうち、みゆきが笑えば自分も笑えて、みゆきが傷つけば自分も傷つく。義母として、みゆきを育てると言いながら、満たされなかった自分自身を育て直していたのだと。みゆきは、亜希子に利用されただけなのだと。


それに対してみゆきは、「バカなんじゃないの?そういうの、世間じゃ「愛」って言うんだよ。」と、自分がやりたいことをやって欲しいと伝える。涙ながらの本音は、亜希子の背中を押し、大阪行きを決断するのです。

このシーンは、本当に号泣です。親の気持ちもわかるし、娘の気持ちもわかる。本当に素敵なシーンで、綾瀬はるかと上白石萌歌の演技力には脱帽でした。

人生は、どこかで繋がっている

義母と娘の10年間を描いたのですが、第1部の時から、謎の男として麦田が登場します。それが第2部で見事な伏線として回収されるのですが、麦田が「奇石の花屋」で花を売っていたことで、良一が花を買い、みゆきが初めて亜希子を母だと認めるきっかけになったこと。人間が最後に乗る車である霊柩車の運転手をしていた時、良一を見送る二人の姿を見て、麦田も自分の人生と向き合うようになった。それが第2部で深く繋がることになるのですが、それがわかった時、何故か見ていて涙が溢れてくるのです。人は誰かとどこかで繋がっている。一期一会かもしれないし、数年後、重要な関係になることもあります。一つ一つの出会いを大切にしていきたいものですね。

名言の宝庫

毎回、必ずと言っていいほど、名言が飛び出します。その中で、私の心に残った名言を幾つか紹介します。

「私の娘はべらぼうに可愛いんです!私の娘の笑顔は少なく見積もっても、1000万円の価値があります。」

「子供にそんな背中、見せたくはありません!!」

「普通の結婚は二人三脚。私たちの結婚はリレーなのです」

「奇跡は割とよく起きます」

「世間じゃそれを、愛って言うんだよ」

「あなたが私の子供じゃなくて良かった。私からは、あなたのようないい子は生まれてきません」

「奇跡は割とよく起きます」の真意

「奇跡」というと、それはとても特別で、滅多に起こるものではないと思いますよね?しかし、奇跡は、割とよく起こるものです。「奇跡」の定義はなんでしょうか。「常識では起こるとは考えられないような、不思議な出来事」という意味だそうですが、ということは、考え方次第ということですよね。親がいること。花を買ってくること。病気が治ること。それは、当たり前のようであり、当たり前ではありません。事実、みゆきには実の両親はいません。私MAXも、父はもういません。親がいることは当たり前ではなく、帰り道に「奇石の花屋」がなければ、花を買うことはできません。この世の中に、当たり前なんてことは何一つなく、全ては奇跡の連続です。本当は奇跡しかないのかもしれません。それを、何度も起こるから、常識、普通と考えるから、奇跡ではなくなるのであって、本当は「奇跡だらけ」なのです。そう認識できるかということです。つまり、「奇跡」だと感じるかは自分次第ということです。そのように意味づけをした人にとっては、毎日がスペシャル(特別な日)なんです。

「奇跡が起きた!」とテンションが上がるなら、ぜひ「奇跡」を起こしてテンションを上げてください。

以上、特に第1位の「大恋愛」と第2位の「義母と娘のブルース」は、ダントツのワンツーだったので、じっくりと紹介させていただきました。心に残る神ドラマでしたね!

 

[3b]

第3位「下町ロケット」

10月期にTBSで放送され、第2期となった「下町ロケット」が、堂々3位にランクイン!第1期は、既にコラムに取り上げており、その魅力や面白さを紹介してきました。
過去のコラムはコチラから↓

下町ロケット 面白さの理由は「ジョーカーゲーム」にあった!?

第2期も、前回からの面白さを踏襲するとともに、「宇宙から大地へ」をテーマに、ロケット作りもありながら、「無人トラクター」という新たなジャンルに挑戦するシリーズとなりました。それは、第1期でも佃が語っていた、「仕事ってのは、2階建ての家のようなものだと思うんだ。2階部分は夢、1階部分は夢を支える仕事だ。」という言葉の通り、「ロケット」という夢と、農家の役に立つという「無人トラクター」という仕事というものが、完成したのかもしれません。

ロケットのバルブと新たに挑戦する「トランスミッション」の開発に挑む佃製作所。そして、新たなジョーカーゲームに巻き込まれていき、いかにしてジョーカーゲームを打ち破るかが注目です!

第2期も、コラムにする予定なので、簡単な紹介だけさせていただきます!

虹見式(ドラマver)で採点すると

虹見式・六性図    
①キャラクターの魅力 14
②ストーリー 14
③演技力 14
④主題歌 / BGM 13
⑤キャスティング 13
⑥感動度 23
合 計 91

前期の合計93点から2点下がってしまいましたが、面白さは健在です。前回以上に複雑にジョーカーゲームが絡み合い、前回以上の規模で物語は展開していきますが、前回にあったような危機感や絶体絶命な状況は感じられず、「裏切り」「復讐」と言うのがテーマになっているように感じます。それが、少し暗い雰囲気を出してしまったかもしれません。

簡単な見どころ紹介!

佃製作所の新たな挑戦

第1期に続き、ジョーカーゲームが見どころになりますが、「ロケット品質の佃」は健在で、経営も安定し軌道に乗っていた。しかし、ロケットを打ち上げる帝国重工が、ロケット打ち上げを見合わせる動きがあり、バルブ提供ができなくなる可能性が出てきた。さらに、エンジンの取引にも暗雲が漂い始める。格安メーカーの「ダイダロス」が、佃のマーケットを取り始め、佃製作所としても、新たな軸を作らなければと考えるようになり、そんな時に、経理部長の殿村の父が倒れ、佃達は実家の米農家を手伝う。そこで、農家の現状を見、ボロボロのトラクターを修理したりすることで、「トランスミッション」という新たな開発を考えるようになる。

トランスミッションを巡るジョーカーゲームと裏切り

第2期の前半は、このトランスミッションを巡り、ギアゴーストという設計メーカーに佃のトランスミッションが認められ、これからトランスミッション業界に参入すると思いきや、ギアゴーストが特許侵害で訴えられてしまうという、一つ目のジョーカーゲームが仕掛けられる。佃が協力し訴訟を行うものの、経理部長の外村が、実家を継ぐために退社を決意。佃製作所と顧問弁護士の神谷のおかげで、ジョーカーゲームを退けますが、このジョーカーゲームを仕掛けたのはダイダロスの重田で、目的はギアゴーストの社長伊丹だった。重田は共通の仇敵である、帝国重工の的場をダシに、伊丹を引き入れ、佃を裏切るのだった。

下町対大企業、復讐と信念

後半は、無人トラクターを焦点に、重田を中心とした「ダーウィン」と、帝国重工の「アルファ1」のジョーカーゲームが繰り広げられ、佃も巻き込まれていく。重田と伊丹の、的場に対する復讐を目的としたジョーカーゲームは混沌として行き、大企業の体質や、ビジネスの厳しさが生む歪みを描いていく。

お披露目の際、横転する帝国重工のアルファ1

そして、農家の現状が描かれ、無人トラクターの必要性と、ビジネスの競争が注目です。その中にあって、夢と信念を持って突き進む佃製作所。損得や欲で繋がった関係と、夢や信念で繋がった関係の対比は、ジョーカーゲームの結末を見事に描いていると言えます。

虹見式での得点から3位になりましたが、文句なしの面白さでした。そして、奇しくも、トップ3をTBSのドラマが占めるという、「ドラマのTBS」と言うに相応しい結果になったのではないでしょうか?

 

[4b]

第4位「コンフィデンスマンJP」

4月期にフジテレビで放送された、長澤まさみ主演の月9ドラマ。従来の恋愛路線を捨てて、「リーガル・ハイ」を手がけた古沢良太さん脚本ということで、見事なストーリー展開と伏線回収には脱帽でした。長澤まさみ演じるダー子。小日向文世さん演じるリチャード。東出昌大演じるボクちゃんの3人が詐欺師チームとしてメインで描かれますが、特にダー子が当サイトではお馴染み「ジョーカーキャラ」として、その魅力を遺憾なく発揮してくれます。

今年の5月には映画化も決まっており、注目の高い作品です。
この作品については、何か別の形で紹介したいと思っていますので、今回は簡単な魅力を紹介して行きます!

虹見式(ドラマver)で採点すると

虹見式・六性図    
①キャラクターの魅力 14
②ストーリー 15
③演技力 13
④主題歌 / BGM 12
⑤キャスティング 13
⑥感動度 23
合 計 90

90点オーバーの高得点!脱恋愛ドラマを掲げた月9ドラマとして話題にもなりましたが、視聴率以上に評価の高いドラマでした。一度見るだけでは理解できないくらい巧妙なストーリーは、とても満足度の高いものとなりました。長澤まさみさんのコメディエンヌが素晴らしかったです!

簡単な見どころ紹介!

詐欺師の物語なのに爽快感がある

基本1話完結なので、豪華ゲストも目が離せません!そして、時系列もめちゃくちゃだったりしますが、とにかく3人が手がける大掛かりの詐欺が見事としか言いようがありません!もちろん、詐欺は犯罪行為でそれを推奨するつもりはありません。「ONE PIECE」が海賊だからといって、海賊を推奨しないのと同じです(笑)

ただ、この3人は、ルパン三世の詐欺師バージョンのようなチームで、基本的に悪い奴を詐欺にかけて大金を巻き上げます。注目すべきはその大掛かりな計画で、仕事に経費と人件費がかかるように、完璧な役作り、設定作りには出費を惜しまず、エキストラとしてアルバイトシステムも採用している(笑)なので、詐欺によって大金を得ると、分け前は奮発します。

魅力的な3人

また、3人組もそれぞれキャラが別れていて魅力的です。


ダー子は中心的存在で、お金大好きでハニートラップ下手。成功の為には圧倒的な研究をして、見事な計画を立てる。最後の最後まで真意はわからないものの、結果的に、全てはダー子の思い通りになってしまう。
リチャードは色んな役になりすまし、その年齢から経験豊富で様々なトラブルに対応する。ダー子の一番の理解者で、ダー子の動かし方も、ボクちゃんの動かし方も心得ている。
ボクちゃんは、名前の通りお坊ちゃんで、ダー子にはいつも振り回されている。本人は「もう詐欺をしたくない。足を洗う。」と言って何度も抜けようとするが、ダー子とリチャードに出し抜かれ、結果的には詐欺に協力することになる。
3人それぞれ役割が分かれており、大抵仕事をとってくるのはボクちゃん(お人好しを利用させる)で、ターゲットを決め計画を立てるのはダー子。リチャードを参謀として、バランスがうまく取れています。

コンフィデンスマンJPの真骨頂

何と言っても、「詐欺」というものの、そこに悪意を感じず、純粋に楽しんでいるところです。ある意味趣味のような仕事として成立しているのです。悪い奴を懲らしめるだけの正義だけではなく、詐欺を働くという悪だけでなく、悪いことをしても、結果的に良いことになってしまうというような爽快感があります。
古沢良太さんが手がけた「リーガル・ハイ」もそうですが、一見善のように見えても悪もあったり、悪のように見えても善もある。見方によってその形が変わるように、物事には表と裏があります。弁護士の古美門研介は、その裏を見抜くことに長けていて、裁判は勝つものの、正しいから勝たせるのではなく、勝つことが結果的に一番良い結末になることをわかっているからです。そういう意味では、タイプは違いますが、ダー子は女版古美門で、物事の本質や、見えにくい人の裏を見抜く天才だと言えます。

見事なまでのジョーカーゲーム

当サイトは、世の中の様々なところに仕掛けられている「ジョーカーゲーム」というものについて色んな作品からその正体を暴き、対策などをお伝えしていますが、この作品の「ジョーカーゲーム」は見事としか言いようがありません。観ていて気持ちよく爽快感があり、ネタバラシまで、どこまでが仕掛けでそうじゃないのかわからないというのが、ストーリーの妙であり、「ジョーカーゲーム」というものがどれだけ精巧にできているかということがわかると思います。仕掛けられる立場だったら、とてつもなく恐ろしいですけどね(^^;

これだけのクオリティの脚本は、中々できるものではないですが、映画だけでなく、またドラマシリーズで観たいものです。

 

[5b]

第5位「リーガルV」

10月期にテレビ朝日で放送された、米倉涼子主演の弁護士ドラマ。「ドクターX」のスタッフが送る、米倉涼子の新たなキャラクターが誕生しました!大門未知子でお馴染みでしたが、これからは小鳥遊翔子です!
ドクターXには及ばないものの高視聴率で、「ドクターXと変わらない」「既視感がある」など、批判的な声もありましたが、個人的には、同じ出演者がいたり、演出やカメラワークは似ているものの、「ドクターX」とは全くの別物で、こちらの方が面白く感じました。

「コンフィデンスマンJP」同様、主人公の小鳥遊翔子は、「ジョーカーキャラ(トリックスター)」で、その考え方や生き方はとても魅力があり参考になるものがあります。今回は簡単な紹介だけさせていただき、別の機会にじっくり魅力をお伝えしたいと思います。

虹見式(ドラマver)で採点すると

虹見式・六性図    
①キャラクターの魅力 14
②ストーリー 14
③演技力 13
④主題歌 / BGM 13
⑤キャスティング 13
⑥感動度 22
合 計 89

なんといっても、主人公の小鳥遊翔子のジョーカーっぷりが見事です!小鳥遊翔子自身もジョーカーなのにジョーカーゲームに巻き込まれますが、ジョーカーならではのやり方は見事としか言いようがありません!米倉涼子さんの新たなキャラクターが誕生しました!

簡単な見どころ紹介!

物語のあらまし

何と言っても、ジョーカーの小鳥遊翔子というキャラが素晴らしいです!本人は、ある事件に巻き込まれ(ジョーカーゲームを仕掛けられ)たことで、弁護士資格を失ってしまいます。そこで、何人かに声を掛け、自分は管理人として、京極法律事務所を設立してしまいます。弱いものを助けたい若手弁護士と、政治学の教授だが新米弁護士にして法律事務所の顔として代表に据え、服役経験はあるものの能力の高い事務員二人と、ホストで情報屋のパラリーガルを3人集める。


1話完結で構成されていますが、小鳥遊が元所属していて今や敵対する「天馬法律事務所」とは、回を重ねるごとに因縁が深まると同時に、小鳥遊の真意も明かされていきます。

一番の見所

この作品の凄いところは「弁護士じゃないからこそ、弁護士以上の仕事ができてしまう」というところです。それは、小鳥遊翔子が「ジョーカー」だからこそできることではありますが、例えやりたい仕事ができなくなったとしても、夢を諦めなければならなくなったとしても、それを逆手にとって、違う形でやりたいことや夢を実現することだってできます。もっと言えば、「形としての夢」「やり方」にこだわってはいけないということです。こだわるべきは「在り方」であって、自分が「どう在りたいか」ということが、常識や固定概念に縛られず、最適解を導き出す方法だと言えます。それを体現しているのが、小鳥遊翔子だと言えます。

ジョーカーならではの計画

なぜ、小鳥遊翔子が弁護士資格を失っても、法律事務所を作ったのか。それは、弁護士資格を失うきっかけとなった事件をやり直す為でした。その為に、顔としての京極教授、実働部隊の「ポチ」こと青島弁護士をスカウトし、パラリーガルの3人は、皆小鳥遊が弁護して小鳥遊に恩があった。つまり、小鳥遊は最初から、原因となった事件をやり直す為に組織したのです。すぐに結果を求めるのではなく、確実な一手を打てるようになるまで、育てながら準備をする。その為の幾つもの訴訟をこなし、種まきをしていたのです。その我慢強さ、計画性、強かさ、ずる賢さは、まさに「ジョーカー」たる所以だと言えます。

夢の対決は実現するか!?

「リーガル」と言えば、「リーガル・ハイ」がありますよね。「コンフィデンスマンJP」の紹介で名前が出ましたが、「古美門研介」も稀代のジョーカーで、裁判に勝つ為なら何でもします。そして勝率100%を誇りますが、もしも、古美門研介VS小鳥遊翔子が実現したら、とんでもないことになるのではないでしょうか?どちらも高視聴率のドラマなので、視聴率は40%は超えるかもしれません!何より、どんなストーリーになり、どんな結末を迎えるのか。実現したら間違いなく永久保存版になるでしょうけど、それぞれフジテレビとテレビ朝日なので、実現の可能性は限りなく0%に近いでしょう。しかし権利問題、脚本、資金がクリアすれば、実現の可能性も出てきます。道楽好きのコンフィデンスマン、どこかにいませんかね?(笑)っていうか、自分がそうなれたら一番早いかもしれませんね(笑)

 

特別賞「今日から俺は!!」

10月期に日テレで放送された、少年サンデーで90年代に掲載されていたヤンキー漫画の実写化が、「銀魂」「勇者ヨシヒコ」を手掛けた福田雄一監督によって実現しました!金髪の三橋を賀来賢人、ツンツン頭の伊藤を伊藤健太郎が演じ、その完成度は見事でした!
神ドラマ特別賞として、簡単に魅力を紹介して行きます!

 

虹見式(ドラマver)で採点すると

虹見式・六性図    
①キャラクターの魅力 14
②ストーリー 11
③演技力 13
④主題歌 / BGM 13
⑤キャスティング 14
⑥感動度 21
合 計 86

原作のキャラを見事に演じ、限りなく原作を忠実に表現していると思います。その評価がとても高く、福田監督ならではの寸劇もたまりません。福田監督の元、コメディエンヌを確立した橋本環奈さんの顔芸(演技)にも注目です!

簡単に見どころ紹介!

90年代の作品で、20年以上前の作品なので、携帯電話もなく、ヤンキーという古臭さもありますが、単行本を全部持っていて、ドンピシャ世代の私MAXとしては、懐かしくもあり、とても面白く観ていました。忠実に再現するところもあれば、「勇者ヨシヒコ」のように、豪華ゲストが数分だけ登場する寸劇は、福田ファンにはたまらなかったのではないでしょうか?


福田組と言える、小栗旬山田孝之、我らが浜辺美波も出演し、最終回には堤真一山崎賢人まで出演しました。所々のシュールさと、原作通りの熱い展開、ボンタン、短ラン、長スカート、聖子ちゃんカットなども、うまく表現して、毎回笑わせてもらいました。

聖子ちゃんカットの浜辺美波

続編の声が聞こえますが、やるなら、早めにやって欲しいですね。賀来賢人はもう29歳なので、三十路の高校生役は中々きついものが・・・(笑)まぁ、それも気にならないような完成度だったので、やはり続編を期待したいですね!

 

特別賞「賭ケグルイ」

1月期にTBSで放送。原作が月刊ガンガンJOKERで連載している漫画の実写化が、浜辺美波主演で実現!!原作は450万部を超える話題作で、既にアニメ化もしています。アニメ版「賭ケグルイ」はコラムで取り上げていますので、ぜひそちらもチェックしてみてください!
コラムはコチラから↓

賭ケグルイ  ジョーカーが主人公という珍しい邪道作品に皆さん注目!!

2019年の1月から第2期が放送され、5月には劇場版も公開されるほど、期待値は高いものがあります。「今日から俺は!!」に並び、この作品も特別賞ということで、簡単な紹介だけさせていただきます!

 

虹見式(ドラマver)で採点すると

虹見式・六性図    
①キャラクターの魅力 14
②ストーリー 13
③演技力 13
④主題歌 / BGM 12
⑤キャスティング 13
⑥感動度 21
合 計 86

主演の浜辺美波さんはもちろん、高杉真宙さん、森川葵さん、矢本悠馬さんなど、人気の若手俳優に注目です。

特に、賭ケグルイモードに入った時と、ミケ落ちした時のはまみなは、永久保存版です!!

賭ケグルイモード にゃんにゃん夢子

簡単に見どころ紹介!

何度言っても、今をときめく浜辺美波(はまみな)が、ギャンブル狂である賭ケグルイの主役、蛇喰夢子に挑むことが一番の見どころです!作品の面白さは、原作の売り上げやアニメコラム、続編が放送されるということで実証していると思いますが、ある意味異常者を演じるということで、難しい役所を見事に演じるはまみなから目が離せません!何より、現役女子高生ということで、役通りの年齢ということも凄いです。「君の膵臓をたべたい」では、余命わずかの少女山内桜良を演じ、日本アカデミー賞新人賞を受賞しましたが、その実力は本物で、「崖っぷちホテル」でも、印象に残る演技でした。

君の膵臓をたべたい 崖っぷちホテル

はい、お分かりの通り、はまみなは当サイト推しの女優さんということもあり、彼女の出演作は見逃せません!!ぜひ、安易な青春恋愛映画などには出ず、活躍の幅を広げて欲しいものです。

話がズレましたが、主役の蛇喰夢子も、「ジョーカーキャラ」です。ギャンブルの強さが基準となる「私立百花王学園」が舞台となり、ギャンブルを通して仕掛け合う「ジョーカーゲーム」を、いかにして仕掛け、見抜き、どのようにして勝負に勝つか、ということが、作品の見どころです!

 

2018年神ドラマ総評

神アニメを紹介するサイトではありますが、アニメだろうがドラマだろうが映画だろうが、「物語(ストーリー)」はどの作品にもあるものです。そして、原作が漫画で、アニメ化、実写化している作品もあり、今回のドラマでも、「今日から俺は!!」「賭ケグルイ」は、どちらもアニメ化もしている作品です。今までも、ドラマでは「下町ロケット」や実写映画のコラムも取り上げているので、年間アワードくらいは堂々とコラム化しても、いいですよね?(笑)

ドラマだからこそ感じるリアルな姿は、アニメとは違うリアリティに、自分を投影しやすいところがあると思います。これは逆に、アニメではどうしても描けない部分かもしれません。アワードにランクインした作品なんかは、特に演技力も高く、戸田恵梨香さん、綾瀬はるかさん、阿部寛さん、長澤まさみさん、賀来賢人さんなどなど、見事な演技力に引き込まれました。ムロツヨシさんは、10月期には「大恋愛」で主演をしながら、裏の「今日から俺は!!」ではコメディを演じるなど、10月期のMVPは間違いなくムロさんでしょう。

そして、注目すべきは、中堅女優さんの活躍がめざましいということです。特に綾瀬はるかさんを筆頭に、戸田恵梨香さん、新垣結衣さん、長澤まさみさん、石原さとみさんなど、円熟味を帯びたアラサー女優は、それぞれ主演を務めるなど、ドラマ界を牽引する大活躍なのではないでしょうか?いつまでもその活躍を見たいですが、女性の場合、結婚出産ということもあるので、そこは何よりも本人の幸せを第一に考えてもらって、末永く活躍していただきたいものです。

総評としては、TBSのドラマの評価がとても高いものがありました。7作中4作がTBSという驚くべき結果です。さらには、同じく7作中4作が10月期の作品だったということです。年末に向けてのドラマということで、力を入れているからかもしれませんが、この2点は驚くべき結果となりました。

かなりボリュームのあるコラムになりましたが、本当は一作ずつコラムが作れるほどの作品なのでご了承ください(笑)
ベタな結果かもしれませんが、ちゃんと理由と面白さの一因はお伝えできたのではないかと思います。今はTVerやParavi、Hulu、NETFLIXなど、見逃してもネット配信で観ることができるので、気になった作品があったら、ぜひチェックして見てくださいね!!

 

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