声優特集 第1弾!(MAX編)

声優特集 第1弾!(MAX編)

 

声優 ファン(通称:声豚)の人は年々増えてきていて、元々は裏方であった声優さん本人も、今やグラビア、イベント、コンサートなど、メディア露出がかなり増えてきていますね。

私にも好きな声優はいますが、実はまだイベントとかコンサートには行ったことはありません(笑)

でも近いうちに、密かにカミィさんと声優イベントに行く計画を練っているところです(笑)

今回はそんな、声優を好きになるメカニズムや、声優の魅力を、あくまで私の好きな範囲ではありますが、紹介していきます!

 

好きな声優ができるきっかけ

声優を好きになるきっかけは、誰にでもありますよね?

おそらく、ほとんどの方が、
「好きになったキャラを担当していたから、その声優が好きになった」
いう理由なのではないでしょうか?

他には、
「主人公を担当していた」
「特別好きなキャラではなくても、キャラと声がハマっていて好きになっていく」
というパターンがあると思います。

ポイントとしては、やはり「好きなキャラを演じた声優」を好きになることが共通しているのだと思います。

ただ、主人公を演じる場合、一概に「このキャラに合うかどうか」だけがポイントではなく、ネームバリューがある声優や、事務所の推薦、作者の思惑などなど、大人の事情が絡んできます。なので、主人公の声優は、イメージと違うことが往々にしてあります。

しかし、脇役、キーパーソンにはハマり役になることが多く、私自身、このポジションのキャラや声優を好きになることが多いです。

いずれにせよ、人気声優に共通しているのは、好きだったキャラのハマり役だったということと、どちらかというと、こちらの方が重要ポイントですが、「声優の力によって、そのキャラを好きにさせた」という声優は、間違いなく人気声優になっていきます。

声優が売れていく過程

①まずはちょい役、モブ役と言われるギャラリーなどにまず出演する。
(誰もが通る入り口。この辺りの声優は、アニメ映画にポッと出で主演をする俳優やアイドルを嫌悪している。はず(笑))

②名前のあるキャラを担当し、もう少しセリフが増えて印象に残る。
(ここで、どういうキャラで進めていくか路線が固まる。)

③重要なキャラを担当するようになる。
(ここがおそらく最も重要なポイントで、声優の今後を左右するところ。主人公を張れるようになるか、主人公になれない場合は、キャライメージが固まり、ポジションも決まる。しかし、実はその方が、息の長い声優さんになることが多いし、ここのポジションの声優さんが一番多いと言ってもいい。)

④有名ではない作品の主人公を担当するようになる。
(アニメとしても、次作ができるかの実験作であったり、悪く言うと、放送枠を埋めるためのアニメの主人公を、声優にとっては試金石として担当する。ここが定位置になってしまうと、正直厳しい。)

⑤有名アニメの主人公を担当する。
(ここまでいけば、よほどのことがない限り安泰だろう。アニメによっては、代表作として、声優にとっては一生モノになることもあります。)

声優を好きになるきっかけになったハマっていたキャラ

折笠富美子(シャーリー=フェネット コードギアス)
福山潤(ルルーシュ=ランペルージ コードギアス)
櫻井孝宏(枢木スザク コードギアス)
小清水亜美(紅月カレン コードギアス)
若本規夫(シャルル皇帝 コードギアス、松平片栗虎 銀魂)
水瀬いのり(レム Re:ゼロから始める異世界生活)
松岡 禎丞(ペテルギウス=ロマネコンティ Re:ゼロから始める異世界生活)
田村ゆかり(プリシラ=バールエル Re:ゼロから始める異世界生活)
藤井ゆきよ(ミミ Re:ゼロから始める異世界生活)
川澄綾子(エルザ=グランヒルテ Re:ゼロから始める異世界生活)
三石琴乃(マリュー=ラミアス ガンダムSEED)
子安武人( ムウ=ラ=フラガ ガンダムSEED)
石田彰(アスラン=ザラ ガンダムSEED)
釘宮理恵(メローナ クイーンズブレイド)
伊藤かな恵(アイリ クイーンズブレイド)
花澤香菜(緑川花 監獄学園)
小山ゆう(サシャ 進撃の巨人)
神谷浩史(リヴァイ 進撃の巨人)
石川界人(浅井ケイ サクラダリセット)
悠木碧(相麻菫 サクラダリセット)

番外
堀内賢雄(ジェシー=コクラン フルハウス(吹替))
山寺宏一(ジョーイ=グラッドストーン フルハウス(吹替))
大塚芳忠(ダニー=タナー フルハウス(吹替))
川田妙子(ミシェル=タナー フルハウス(吹替))
三木眞一郎(ノーラン=ロス リベンジ(吹替))

私MAXは男でもあるので、やはり女性声優の方が好きになりがちなのですが(笑)、好きになる傾向としては、色気がある、可愛さがある役、声が多いです。

男性声優の場合は、キャラに合っているかはもちろんですが、格好良さや演技力、印象に残るということがポイントになっています。

海外ドラマ『フルハウス』に至っては、私にとってバイブルのような作品で、好き過ぎる為、正直みんな好きです(笑)

とまぁ、まずはアニメ作品そのものを好きになることが、声優を好きになるきっかけになるのは間違いないですね。

特に好きになった声優の紹介

男性声優

・福山潤

コードギアスの主人公ルルーシュを演じた福山潤さんは、彼以外にルルーシュはいないと思わせる演技力と美声でした。最早、福山潤の声がルルーシュ以外に聞こえないくらいにハマっていました。良くも悪くも、他に福山潤さんが担当したキャラでもルルーシュに聞こえてしまうこともあります。しかし、『七つの大罪』のキング役などは、ルルーシュ感が少なく、声の使い分けもバッチリで、さすが福山潤!という演技力でした。
今や、この声が聞きたくて他のアニメを見る、というレベルですが、そんな中でコードギアス第3期が始まることは、朗報で、またルルーシュに会えるのが楽しみです。

福山潤

 

・松岡禎丞

ある意味キャラを超えた演技力というか、例えば、ルルーシュを演じることは松岡さんにもできるかもしれませんが、リゼロのペテルギウスを演じるのは松岡さんしかできない、というところまで持っていってしまったと思います。それほどまでの超絶な演技力で、藤原竜也がクズ男を演じるのが上手すぎるせいで、クズ役しか来ない、というように、松岡さんには、変わり役しかこないんじゃないか?と思えるほど、超絶演技で一気にファンになりました。

松岡禎丞

 

・三木眞一郎

番外で紹介した、海外ドラマ『リベンジ』のノーラン役で吹替を担当していたのですが、私的にかなり役にハマっていて、好きな声優になりました。
どちらかというと、主演声優というよりは、名脇役声優なのかなと思いますが、王道キャラよりも、キーマンになるようなキャラや、含みがあるキャラをやらせたらピカイチだと思います。
独特な口調なので、覚えやすい声だと思います。ぜひ出演作品をチェックしてみては?

三木眞一郎

 

女性声優

・折笠富美子

女性の声優では一番好きな声は折笠富美子さんですが、癒し系の声で、可愛いキャラを担当することが多いです。あまりメジャーな役どころはないかもしれませんが、私にとっては好きなキャラを演じて、ずっとその声を聞いていたいと思う声優さんです。基本的には同系の声ですが、『銀魂』というアニメの柳生九兵衞という、体は女、心は男という役を担当している時は、最初わからないと思えたくらい声が違ったのですが、よく聞けばやっぱええ声や、と思える、難しい役どころを見事な演技でした。

折笠富美子

 

・花澤香菜

一番好きな女性声優は折笠富美子さんですが、年齢が一回り年下で、折笠富美子さんの系譜を辿っているのが花澤香菜さんだとのように感じています。これは個人的な勝手な見解です(笑)
花澤香菜さんの方がドスが効いているというか、重低音が効いているのと、1/fの揺らぎの声の持ち主でもあるので、能力は高いのかもしれません。(「1/fの揺らぎ」とは、人にとって心地よい声で、森本レオさんなどは「1/fの揺らぎの声」だと言われています。)
好きになったきっかけになった『監獄学園』の花役ですが、この声であんなセリフをっていうギャップがたまらず、一気にハマりました。花というキャラが好きだったのも尚更好きになるきっかけでしたね。

花澤香菜

 

・釘宮理恵

「釘宮病」:釘宮ウイルス過敏性大脳皮質炎と呼ばれてきたが、全脳に病変の及びうる原因不明の内因性変性疾患とも考えられるようになってきている。(要は、熱狂的ファンへのスラングです。)
こういう病気を発症させてしまう程の声の持ち主です。噂では、釘宮さんの声を聞いて発狂死した人がいたとかいないとか。
主に子供や幼女の声を担当することが多く、『銀魂』の神楽役など、息の長いアニメにも出演していて、なくてはならない声優の一人です。
ちなみに、私が好きになったきっかけの『クイーンズブレイド』のメローナは、色気満載のエロキャラで、それがきっかけで発病してしまいました(笑)

釘宮理恵

 

本当は、他にももっと紹介していきたいのですが、紙面の関係上、また別のコラムで紹介していきたいと思いますので、今回はこの6名で止めておきます。(笑)

 

まとめると、好きな声優ができるきっかけは、

①まず好きなアニメであること。
②そのアニメに出ている好きになったキャラを担当している。
③キャラの魅力を最大限に発揮し表現している。
④本来のキャラとは違う、意外性のあるキャラを演じる。

ということが、アニメ・キャラを通して声優が好きになるポイントです。

 

レジェンド声優

好きになった声優とは別に、もう好きを超えた、日本に、いや世界に、その名を残すであろう殿堂入りの声優さんたちを紹介していきます!

 

・野沢雅子

(代表作 孫悟空(ドラゴンボール)怪物くん(怪物くん)星野哲郎(銀河鉄道999)他多数)

ご存知声優界の大御所で、唯一声優としてモノマネをされるでぇベテラン。声優歴60年以上なのに、「かめはめ波」を叫べる喉の強さ、演技力は、アニメファンでなくても、野沢さんの凄さはわかるのではないでしょうか。
若い頃に、「アライグマ ラスカル」のラスカルを演じたことは、野沢さんにとっても思い出深いそうで、鳴き声だけの演技をされたということは、相当な苦労があったのでしょう。というのも、毎日動物園にも通って研究して役作りをしたそうです。

田中真弓さん曰く、野沢さんの凄さは「喉の強さ」と「発声の仕方」だそうです。もし悟空を担当したら、「私だったら絶対喉がつぶれちゃう」そうです。

また、とてもサービス精神旺盛な方で、姪っ子が「私のおばは悟空だよ」と友達に話しても信じてもらえなくて、悩んでいる姪っ子の為に、悟空の声で電話をして「オッス!オラ悟空!」って電話してあげたそうです。家族思いの素敵な方ですよね!

ファンとしてみてみたいのは、モノマネをしているアイデンティティと共演するところ! 後継者問題もありますし、ルパンみたいに、後を継ぐ可能性だってありますしね。
それでも、まだまだ野沢雅子さんの声を聞いていたいものです。

野沢雅子

 

・山寺宏一

(代表作 多数 ジム=キャリー、ブラッド=ピット(吹替))
声優がNo. 1声優だと認める、まさにレジェンド。七色の声を持ち、どんな役でもこなす。アニメはもちろん、ディズニー映画にも多数出演(実際、ディズニーでも山ちゃんの声がどこかしこで流れている。)、洋画吹替も多く担当している。
山ちゃんの真骨頂はやはり、誰にもできない演技力でしょう。洋画『マスク』の主演ジム=キャリーの怪演を吹替できるのは、山ちゃんしかいないのではないでしょうか。
最近ではモノマネ番組にも出演し、番組のMVPを受賞したりもするほど、モノマネレベルも高いです。
そもそも若手の頃、先輩の演技の真似を勝手にしていたそうです。それが、演技の幅を大きく広げたと、本人も述べていますが、何事も最初は真似ることから始まるんだなと思います。
もう一つ伝説があり、タイムボカンシリーズ ヤッターマンにもヤッターワンというメカも担当していますが、一人16役を演じたことは伝説です。


山ちゃんが出演していたら、逆に一役だけさせるのはもったいないとさえ思えてしまいますが、何役演じようと、ギャラは同じらしいので、制作の皆さん、無茶振りはほどほどに(笑)

 

山寺宏一

 

・田中真弓

(代表作 ルフィ(ワンピース)クリリン(ドラゴンボール)パズー(天空の城ラピュタ))
知らない人はいないであろう人気声優の一人。主役はもちろん、有名な役どころを演じることが多く、今や『ワンピース』のルフィは代表作でもあるし、脇役で一番有名なのはクリリンではないでしょうか?
また、声優だけには止まらず、ナレーションや本人もテレビ出演するなど、幅広く活動している。
とても60歳過ぎには思えないほど若々しく、アーティスト写真はお茶目に写っているが、本人は至って本気で乙女である(笑)
田中真弓さんは、基本声質は同系なものが多い為、すぐに田中真弓さんだとわかるが、同じような声だからこそ、演じ分けるのが難しいです。田中真弓さんだとわかっていても、ルフィはルフィだし、クリリンはクリリンだし、チビ太はチビ太だし、ちゃんと演じ分けているところはすごいです。まだまだ活躍していってほしいです。

田中真弓

 

・神谷明

(代表作 ケンシロウ(北斗の拳)キン肉スグル(キン肉マン)冴羽獠(シティーハンター)
押しも押されぬ、少年ジャンプの王道アニメ主人公を数々担当してきた大御所声優。主役もできるし、数々の名脇役もこなす、万能型の声優で、山寺宏一さんも若手の頃、神谷さんの真似をしていたり、多くのことを学んだそうです。
神谷明さんの魅力と言ったら、やっぱり名言の数々!

「お前はもう、死んでいる。」(ケンシロウ)

「屁のツッパリはいらんですよ。」(キン肉 スグル)

「もっこり~」(冴羽獠)

もちろん原作にもあるセリフですが、全てのセリフが神谷さんの声に変換されるはずです。御年70歳を超え、声優活動は減り、ナレーションを担当する方が多いかと思います。『名探偵コナン』の毛利小五郎役を担当していて、ジャックバウアー 吹替で有名な小山力也に交代しましたが、その際に金銭問題だの色々話題になりましたが、声優という地位を守る為の判断ではないかと思いますし、アニメ人気、声優人気の向上に大きく貢献している方だと思うので、ぜひぜひ重宝していただきたいものです。

神谷明

 

・戸田恵子

(代表作 アンパンマン(アンパンマン)マチルダ(機動戦士ガンダム)吹替多数)
戸田恵子さんと言えば、やはりアンパンマンですよね。おそらくですが、あらゆるアニメの中で見たことがあるアニメNo.1はアンパンマンではないでしょうか。子供なら誰しもが通るアニメで、何十年も続いているアニメでもあります。その声優を演じ続けているだけでもすでにレジェンドです。そして、普及の名作「機動戦士ガンダム」の主人公アムロが頬を赤らめる大人の女性軍人マチルダを演じたのも、戸田恵子さんのファン層を広げた役だったのではないでしょうか。また、洋画吹替も多数演じていて、アニメのみならず、声優界になくてはならない存在ではないでしょうか?

戸田恵子

 

・永井一郎

(代表作 磯野波平(サザエさん)猪熊治五郎(YAWARA!)八宝斎(らんま1/2))
名脇役を多数生み出した名声優。2014年にお亡くなりになられ、生涯現役で活躍されました。アニメ『HUNTER×HUNTER』のネテロ会長も担当しており、一番の活躍シーンを前に、倒れられて交代することになりましたが、名作アニメには欠かせない存在なのは間違いないです。
永井さんの場合は、国民的アニメ『サザエさん』の波平さんを何十年も演じ続けられていて、誰しもが聞いたことのある声で、馴染みのある声だと思います。名前は知らなくても、誰でも声だけは知っているのではないでしょうか。
リアルタイムではもう聞くことはできないのは残念ですが、不朽の名作と共に、永井さんはこれからも僕らの中で生き続けていくことでしょう。

永井一郎

 

 

錚々たるレジェンド声優を紹介してまいりましたが、

レジェンドに共通しているのは、

①国民的アニメに出演している
②長年放送されているアニメに出演している
③誰でも知っている代表作が複数ある

ということが言えます。

ドラゴンボールやサザエさん、ちびまるこちゃん、ドラえもん、ワンピース、名探偵コナンなど、すべて10年以上続いているアニメですが、何世代にも渡って見られている為、どの世代も知っている、ということはすごいことだと思います。

それだけでなく、他にもいくつも代表作があるからこそ、「レジェンド」と言われるのではないでしょうか。

 

以上、今をときめく人気声優から、レジェンド声優まで、好意とリスペクトの意を込めて紹介してきました。

今回は第1弾としてお送りしましたが、第2弾、第3弾もお送りしていく予定です。

お楽しみに!!

 



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