祝!アメトーーク!平成アニソン軍 VS 昭和アニソン軍放送!

祝!アメトーーク!平成アニソン軍 VS 昭和アニソン軍放送!

 

2017年10月8日(日)テレビ朝日にて「アメトーーーーク!!2時間半SP」が放送されました!

アニソン、声優を重んじる当サイトでは、以前のコラム「アニソン特集第1弾」で勝手に番組予告させていただきました。(笑)

視聴率に結び付いたかは全くわかりませんが…(笑)

アニソン特集第1弾のコラムはコチラ↓

https://zero-animelife.com/animesong01-featuring-max

 

アメトーーク!アニソン 昭和VS平成 2017秋の陣

さて、今回は「アメトーーーーク!2時間半SP」の放送を受けて、アニソン特集第1.5弾的にお送りしていきます。ネタバレも含まれるので、放送を見る予定の方は、放送を見てからご覧ください!

昭和アニソン軍のメンバーは、ケンコバさん、博多大吉先生、よゐこ濱口さん、麒麟川島さんの4人、平成アニソン軍のメンバーは、天津向さん、ハライチ岩井さん、足立梨花さん、キスマイ宮田さんの4人が、それぞれプレゼンをする形式でした。

古き良き時代の昭和アニソン

常に進化をし続ける平成アニソン

どちらが勝利するのでしょうか?

昭和軍・平成軍それぞれの主張

「平成アニソン軍の主張①」

・多様化(キスマイ宮田)

深夜アニメが増え、大人向けのアニメが増えたことで、音楽ジャンルもHIP-HOPジャズやハードコア、メタルなど、多岐に渡り、カッコイイ曲が増えた。

しかし、平成アニソンを聞いて、何のアニメかはわからなくなってきたと、昭和の意見。

 

「昭和アニソン軍の主張①」

・曲を聴けばストーリーが全てわかる!(ケンコバ)

例に挙げられたのは「バビル2世」。

まさに、アニメそのものを歌詞にしている。そして、歌うはアニソンの帝王「水木一郎大先生」

見たい方はコチラから↓
https://www.youtube.com/watch?v=XyclPYij3d0

「わかりやすい」というのが特徴です。

その証拠にイントロクイズをゲストの指原さんにして、出された曲は、『一休さん』『パーマン』。最初からアニメのタイトルを歌にしているが、私のコラム「アニソン特集 第1弾」で述べた、「アニメ幼児期」に代表される曲です。わかりやすく、アニメそのものを歌にしたのが主題歌になっています。

 

「平成アニソン軍の主張②」

・有名アーティストが歌っている

いきものがかり『青春ライン』(おおきく振りかぶって)
きゃりーぱみゅぱみゅ『 ボクの気持ちの100パーセント』(クレヨンしんちゃん)
B’z『ギリギリCHOP』(名探偵コナン)
スキマスイッチ『ゴールデンタイムラバー』(鋼の錬金術師)
L’Arc-en-Ciel『Driver’s High』(GTO)
RIP SLIME『Super Shooter』(GANTZ)
などなど、錚々たる有名アーティストが主題歌を務めている。ちなみに、TOKIOやGLAYも、デビュー曲がアニメの主題歌とのタイアップになっている。

 

「昭和アニソン軍の主張②」

・擬音がカッコイイ(よゐこ濱口)

例に出されたのは『グレートマジンガー』(水木一郎)で、使われている擬音は「ダンダンダダン」「ダダッダー」です。何の擬音かわかりますか?この歌は、マジンガーが歌っている設定なので、この擬音が入るのだそう(笑)

見たい方はコチラから↓

平成アニソン軍からは、見る前に主題歌で必殺技を言ってしまうから、おもしろくない、犯人がわかりきったコナン、とのツッコミも。

もう一つのアニソンは『鋼鉄ジーグ』(水木一郎)。「ダンダダダダン ダダンダン」「バンバンババン」など、っていうか、半分以上は「ダンダン」「バンバン」という擬音主題歌(笑)

見たい方はコチラから↓

平成アニソンの意見としては、「今歌ったら恥ずかしい」というもの。
次いで、麒麟川島が紹介した曲が『勇者ライディーン』(子門真人)。この曲も歌詞が特徴的で、ぜひ聞いてみて頂きたい。

見たい方はコチラから↓
https://www.youtube.com/watch?v=7kED9W4jEE0

 

「平成アニソン軍の主張③」

・映像がスゴイ!(足立梨花)

昭和が絶対に勝てないところとだと主張。
「ユーリ!!! on ICE」を紹介。フィギュアスケートを事細かに再現した、女性に人気のアニメ。

OP映像も、フィギュアの有名振付師・宮本賢二さんの映像と共に放送。
アニメとは思えないクオリティで、この曲の為に宮本さんが振り付けをし、その映像は初公開とのこと。

見たい方はコチラから↓

確かに、オリジナル性が高く、フィギュアだけに、芸術点が高い出来になっていると思います。私はこのアニメを見たことがないので、感動はありませんでしたが、見ている人からすると、ここにこのアニメのスゴイ所があるんだ!と感動していました。やはり、アニメあっての主題歌ですね。

次に紹介されたのは「ルバン3世」昭和から続く名作ですが、平成になって、アニメシリーズが放送されました。同じ曲ですが、映像は変わっている為、比較として紹介。

平成バージョンは、片目で見ると、飛び出すように見える3Dになる。

見たい方はコチラから↓

昭和バージョンはコチラから↓
https://www.youtube.com/watch?v=_1h4mQAEWI8

個人的にはどちらもカッコイイ仕上がりになっていると思います。技術や見せ方の違いはあるにせよ、どちらも「ルパン三世」という名作にふさわしいのではないでしょうか?

 

「昭和アニソン軍の主張③」

・効果音が大胆!!(博多大吉)

紹介されたのは「新オバケのQ太郎」

合いの手が素晴らしい!誰でも口ずさめてしまうような懐かしくも親しみやすい曲ですね。

見たい方はコチラから↓

 

「平成アニソン軍の主張④」

・声優が歌う(ハライチ岩井)

有名アーティストだけでなく、声優が歌う機会が増えていて、イベントをやっても、さいたまスーパーアリーナなどをパンパンにするほどの人気である。

紹介されたのは「けものフレンズ」。
出演声優がそのまま主題歌をキャラのまま歌っている。

続いて「けいおん!」
バンドのボーカルを担当した平沢唯の声優・豊崎愛生が歌っている。

続いて「おそ松さん」
6人の声優がそのまま歌っている。

最後に「うたの★プリンスさまっ♪マジLOVEレボリューションズ」
これも出演声優そのまま歌っている。

紹介したキスマイ宮本の趣味が公開されたのだが、フィギュアコレクターで、その一人が今の彼女になっているよう。この辺りも、平成アニメ世代の特徴で、アニメ文化期以降の現象ではないでしょうか。昭和時代のアニソン幼児期、アニソン成長期だと、男子はガンダムや超合金ロボなど、ロボットやウルトラマン、怪人などの特撮モノのフィギュアを集める人が多かったが、今の時代はロボットはもちろん、人のフィギュアの方が人気が出ていたり、中には等身大フィギュアもあり、100万円以上するモノもある。

ちなみに、私の好きな「Re:ゼロから始める異世界生活」に登場する「レム」の等身大フィギュアも発売している。値段はなんと148万円!!10台限定発売のところ、3倍の予約があったそうです。

詳細はコチラから↓
http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1612/23/news046.html

やはりファン(オタ)はすごいですね~

 

さて本編に戻りますが、平成アニソン軍が紹介した中でも特に評価が高いのが「けものフレンズ」だそうだ。OPの89秒の中に全て詰まっていて、全部がサビのようだとの声もあるそう。
そして、ここで重要なポイントが!

「平成アニソンのオープニング曲は89秒が基本」

ということ。あくまで、テレビの放送時間の尺ではあるが、89秒に収めるのが、主流だそうです。

これに対して、昭和アニソン軍のケンコバは、「伝えるのに89秒もいらない」ということで、「かいけつタマゴン」を紹介。

見たい方はコチラから↓

これはなんと13秒で終わる超ショートOP。ここまで短い主題歌もないですよね(笑)

 

「平成アニソン軍の主張⑤」

・歌詞が独創的!(天津 向)

紅白出場も果たした「水樹奈々」さんを紹介。
奈々語とも呼ばれる当て字が独創的。

そこでクイズ!

出逢った頃の【温度】続いてく
さて、【温度】の読み方は?

答え トキメキ

第2問!

新しい 【戦闘服】着て立ち向かってく試練の【人生】
さて、【戦闘服】【人生】の読み方は?

答え 【戦闘服】=ドレス 【人生】=ダンジョン

言葉遊びがすごいが、言葉遊びは「キレイゴト」も奈々語だそう。

私は、決してアニメに関して万能ではないし好みもあるので、奈々語のことは全く知らなかったですが、アニメに基づいた言葉から生まれているのは間違いないでしょう。

現アニソン女王で、もっともアニソン界の神に近い若手声優ではないでしょうか?

 

これに対して昭和アニソン軍のケンコバ。

「Go Go マッスル」マッスルはマッソーと読む!(ほぼネタやん!!)

「聖闘士星矢」熱く燃やせ 奇蹟を【起こせ】(うこせー)

この編は完全にネタなので、本編を楽しんでください(笑)

 

「平成アニソン軍の主張⑥」

・ライヴが盛り上がる!(キスマイ宮田)

μ’s(ミューズ)のライヴを紹介。アニメの演出と共に、イルミネーションをライヴで再現するという超盛り上がっているライヴでした。

 

これに対して昭和アニソン軍の麒麟川島。

スタッフが一番頑張っているという「ゼンダマン」を紹介。
EDで流れるテロップで「スタッフ一同 がんばっています またみてね!」の文字が(笑)

さらにタツノコプロシリーズが大好きだという、「ヤットデタマン」を再現しました。

次いでよゐこ濱口による「アタックN0.1」を再現。

そしてケンコバが「ダッシュ勝平」を再現。

博多大吉さんまで「母をたずねて三千里」を再現。

・・・ってか、アニソンの良さを全然プレゼンしない昭和アニソン軍(笑)完全に笑いと遊びに走ってるやん。面白いけど、アニソン全然関係ないし(笑)まぁ、アメトーークですからね。

 

「平成アニソン軍の主張⑦」

・踊りたくなる!(キスマイ宮田)

「妖怪ウォッチ」
「涼宮ハルヒの憂鬱」
「ラブラウブ!」(ももクロの振付担当の石川ゆみさんが振り付け)
「ドキドキ!プリキュア」(Perfumeや恋ダンスを振り付けしたMIKIKOさんが振り付け)
を紹介。それにしても、キスマイ宮田はガチオタですね。

ちなみに、「涼宮ハルヒの憂鬱」は、タイの刑務所で体操の時間として、「ハルヒダンス」を取り入れています。

見たい方はコチラから↓

平成アニメ、特にここ10年くらいは、確かに踊りたくなるような曲が増えてきていたり、「音楽アニメ」が増えてきたため、「けいおん」「ラブライブ」など、歌ったり踊ったりするアニメが増えてきました。ある意味、「アニメのアイドル化」が進んできたように感じます。裏のある実存のアイドルとは別に、裏のない完全なアイドル像は、もはや2次元にしかないのかもしれません。

 

昭和アニソン軍の踊りたくなる曲と言えば、「音頭」ということで、麒麟川島が紹介。

「キン肉マン」
「Dr.スランプ アラレちゃん」
「パタリロ!」

共通するのは、どれもEDテーマということ。ちゃんと盆踊り調に踊っていて、昔の盆踊りでも、使われていた記憶があります。

 

そして、昭和アニソン軍VS平成アニソン軍の勝者は・・・

「平成アニソン軍!!」

 

まぁそうでしょうね(笑)昭和アニソン軍は、後半遊んでましたから。純粋なプレゼンとしたら、平成アニソン軍の方がきちんとプレゼンしていたので、平成アニソンの方が魅力が伝わったのではないでしょうか?

 

総評

昭和アニソン軍VS平成アニソン軍ということで、勝者は平成アニソン軍になりましたが、結局、

「みんなアニソンが大好き」

という結論なのではないでしょうか?

それぞれが、特に「成長期に見て育ったアニメ」のアニソンが、思い出でもあり、より好きなのではないでしょうか。

今回の昭和アニソン軍の紹介したアニソンは、昭和と言っても古い部類になり、MAX語録で言うところの「アニメ幼児期」のアニソンがほとんどでした。昭和前期に当たるアニソンが多かったので、わかりやすい曲、シンプルな曲ばかりだったので、プレゼンする内容も限られるんだろうなと感じました。もっと昭和後期に当たる「アニメ文化期」のアニソンを紹介すればいいのに、と思いましたが、プレゼンターの4人は、40代なので、紹介する曲が古めなのも仕方ないのかなというところがあります。あとは、笑いに走ったところも、昭和軍の敗因ですね(笑)それがいいところなんですけど。

逆に平成アニソン軍は、皆が知らないような情報ばかりだったので、新鮮だったり、多様化したアニソンを紹介していたと思うので、結局はどちらも魅力が伝わったのではないでしょうか?

そして、昭和アニソンで常に名前が出てきた「水木一郎大先生」。さすがはレジェンドです。面白いのは、平成アニソンを引っ張る「水樹奈々」。二人とも「みずき」という名前ですが、この「みずき」という名前は、アニソンには欠かせない名前ですね。

ちなみに、水樹奈々さんは、元演歌歌手でもあり、歌唱力抜群です。その歌唱力ゆえに、平成アニソン歌手のその地位を築くことができたのは間違いないです。そして、「演歌歌手」だったことが功を奏したとも思います。というのは、「アニソン」と聞いてどんな曲を思い出すかというと、インパクトとしては昭和世代の曲だと思うんです。一般的には。そして、その曲は、古いかもしれませんが、水木一郎さんや子門真人さんが取り上げられましたが、演歌調というか、歌謡曲調だと言えます。アニソンが多様化し、ロックもジャズもハードコアもありますが、水樹奈々さんの場合、下地にある「演歌魂」のようなものがあるので、新しいアニソンの中にも、古き良きアニソンの心が入っているから、成功しているのではないでしょうか。

それが、アイドル的声優歌手と一線を画すポイントだと思います。

水樹奈々

 

まとめ

「昭和アニソン」

・わかりやすい
・曲を聴けば、アニメがわかる
・水木一郎大活躍
・擬音がカッコイイ、特徴的
・効果音が大胆

「平成アニソン」

・多様化により、カッコイイ曲が増えた(音楽性の向上と連動している)
・有名アーティストが歌うようになった(アニソンという名のタイアップ)
・映像がすごい(PVのように手の込んだ主題歌が増えた)
・声優が歌うようになった(これが平成の特徴で一番大きなポイントではないでしょうか)
・歌詞が独創的(水樹奈々に代表される)
・踊りたくなる(アニメのアイドル化)

という主張でした。

時代の流れと共に、アニメも変わり、アニソンも変わります。

時代も、昭和から平成、そして平成ももうすぐ終わります。新しい時代になり、映像技術も向上し、音楽性も変わっていきます。

今回の私の発見は「アニメのアイドル化」かなと思っていますが、アイドル像もまた変わっていきます。

その変化と共に、アニメ・アニソンがどう変わっていくのか、変わらないものはなんなのか、これからもアニメ生活を続けて、アニメだから味わえる感動を発見していきたいと思います。

 



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4件のコメント

こんにちは。
わかりやすく丁寧にまとめておられるブログなので、最近よく見させてもらっています。

僕もこの番組を観ましたが、アニメの歴史を感じながら、アニメの面白さを再発見できましたね。
不確かですが、この企画は第2弾があるのでしたっけ?

亡者刈りさん

コメントありがとうございます!
管理人のMAXです(^^)
まだサイトを始めて2ヶ月程ですが、ご覧いただいててありがとうございます(^^)

アメトーーク面白かったですよね!コラムでアニソン特集を取り上げてタイムリーだったので取り上げてみました(笑)

特に第2弾とかの予告はなかったので、どうなんでしょうね(^^;;
やるにしても大分先になりそうですよね。昭和アニソンのネタ切れ感は半端なかったので(笑)

アメトーークのアニメ回はハズレがないので、アニソン特集にしても、楽しみですね(^^)

確かにアメトーークのアニメ回は、どれも面白いですよね!
僕はエヴァンゲリオンも好きなので、アメトーークのエヴァ芸人も中々良かったですね。

そちらのブログでは、アニメの考察もなされているとのことなので、是非エヴァについても考察してもらいたいw

多分考察すればするほどわけがわからなくなると思いますが、もし機会があればエヴァのほうも記事にしてもらえると嬉しいです。

亡者狩りさん
管理人のMAXです。
またまたコメントありがとうございます (^^)

アメトーークの面白さって、プレゼンのうまいオタクの祭典みたいなところですよね。アメトーークに取り上げられると、その後さらに売上も上がるので、宣伝効果も抜群ですし。
多分、作者の希望とか関係なく、ファンの芸能人やPが勝手に作品を取り上げてるんだと思いますが、そんな風なアニトーーク的なことをしたいなと、こっそり野望を抱いています(笑)

実はエヴァ芸人見てないんですよ(^^;
エヴァは「神アニメランキングー虹見式」では8位に入っていますが、いずれコラムに取り上げる可能性は十分にありますよ!

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