【なぜ「アニメ」というテーマなのか?】
[chat face=”lem600.jpg” name=”レム” align=”left” style=”type1″]それは、単純に三度の飯よりアニメが好きだから!(笑)[/chat]
もちろん漫画も大好きなんですが、大体のアニメの原作は漫画であることが多いですよね。そして、人気がなければアニメ化はされない。
つまり、面白いと認められた漫画だけがアニメ作品になるので、アニメになった時点でその作品は面白いともいえます。
最近の傾向としては、漫画原作だけでなく、小説やライトノベル、いわゆるラノベが原作のアニメも多くなってきてます。
2016年に人気と話題性で一躍注目され、このサイトを作るきっかけにもなった『Re:ゼロから始める異世界生活』も、ラノベからアニメ化した作品ですね。
なにより、この作品に出会えて久々に感動したからこそ、このサイトが生まれたと言っても過言ではありません。
私は小さい頃から現在まで、そうやってアニメを夢中になって観てきました。
アニメの魅力
アニメという言葉の語源、これは「animation」が「霊魂」「魂」を意味するラテン語「anima(アニマ)」に由来すると言われ、止まっている絵に命を与え活動させるところから、このような動画(Animation)を意味することになったと言われています。
動きのない文字や漫画に動きが生じ、声を発する事で命が吹き込まれる!
爆発的な人気が出た漫画は漏れなくアニメ化していますが、この時、声優の存在がとても重要です。
例えば、ドラゴンボールの孫悟空をイメージすると、漫画の悟空より、アニメの悟空をイメージするのではないでしょうか?
孫悟空は野沢雅子さんが声優を担当していますが、かの有名な
「クリリンのことかあぁ~~!」
というセリフを思い出す時、きっと皆さんは野沢雅子さんの声を自然に思い起こしているはずです。
同じように、
「海賊王に俺はなる!!」
というセリフには、田中真弓さんの声を自然に脳内変換して思い起こしているでしょう。
まさに、「声優なくしてアニメなし!」
アニメ化によって、グッズやゲーム等の副産物が爆発的に売れるし、さらに原作の売上も上がることが多い。また、主人公以外の人気キャラが主人公の作品が生まれてスピンオフの作品ができたり、ファンに向けてドラマCDが制作されたりして、ファンの願望が叶ったり、IFストーリーとして、それがその作品の公認ストーリーになることもあります。
最近よくある傾向としては、パラレルワールドで、その作品のキャラが学生になって学生生活を送るという作品があります。
例えば、「進撃の巨人」や、「北斗の拳」まで、学生になったアニメ・漫画がありますが、完全に本編とは別物で、ギャグパロディものが多く、ファンからすれば、また違う楽しみ方ができるかもしれません。古い作品なんかは、今の子供達は原作の方が違和感を覚えてしまうということもあるかもしれませんね。
アニメ化の問題点
そんな魅力的なアニメなのですが、アニメは制作するのに様々なコストがかかるので、もし人気が出なかったり失敗すると続編がなくなったりします。さらに出来栄えによっては、原作の評価まで下がってしまうこともあります。
最近では「3話切り」といって、3話まで見て面白くない作品はその後観ない。という現状に晒されているのもアニメ業界の厳しさを表しています。
昔のアニメは、100話とか当たり前のように放送されていたんですが(サザエさんやちびまる子ちゃん、アンパンマンが良い例)、現在は基本1クール、つまりドラマと同じように3ヶ月の12~13話で納めるのが主流のため、お試しで放送できる反面、短くて入り込めない部分があったり、色々カットして、原作と話がズレてしまうこともあるのです。
アニメ化、実写化ブームということもあり、原作の人気が出ると、本編に話が追いついてしまい、時間を稼ぐためいわゆるアニオリというオリジナルストーリーが挟まることもある。(ただし、基本3ヶ月か半年で続きは2nd、3rdSEASONというようにできるようになった)
とは言っても、主にドラゴンボールやワンピース、ナルトといった、超人気作品で、シーズンを超えるアニメくらいなんですが…
ならもっと時間経ってからアニメ化すればいいじゃんと思いきや、完結やオチがわかってからだと、中々乗れなかったり、続編が空いてしまうと、その分原作の話が進んでいる為、そっぽむかれることもある。
『進撃の巨人』なんかは、原作者の諌山先生本人も認めているが、絵がうまい、綺麗という漫画ではないこともあってか、そこで踏み込めない人も、アニメの作画はとても綺麗なため、絵が苦手で原作に入れなかった人も、その面白さにアニメから入って、原作を読んだ人が増えたパターンです。(ちなみに私もアニメから原作に入ったクチです)
まさにアニメ化によって大人気作品になったんですが、2ndSEASONまで3年空いてしまい、原作を読むファンが増えてしまったからか、皮肉にも2ndSEASONは思ったような成果はあげられなかった。
その教訓を得てか、3rdSEASONは来年早々に放送が決定したという経緯もあったのかなと思います。原作も佳境に入っている為、漫画、アニメ共に展開が楽しみですね!
アニメに欠かせない声優の存在
アニメ人気の向上に伴い、声優も人気の仕事になり、今や、アイドル的存在やグラビア活動までする声優がいたり、モノマネされるような大御所もいます。
時には、アニメの人気を超えるキャラが生まれることもあるし、声優の力よって人気アニメになることもあります。ドラマなどでは、好きな俳優が出演するから観る、ということは多いと思いますが、特に最近は、好きな声優が出演するからアニメを観る、という方も増えてきています。特にアニメに興味がなくても(笑)
それだけ人気が出てきているので、男女ともに声優になりたい人が増えているし、アニメの質も向上しているので、キャラもどんどん可愛く、格好良くなってきています。声優になる人は、ほぼアニメが好きな人なので、キャラに憧れていることもあり、ビジュアルも可愛い、格好いい声優が増えました。実際に、アニメから生まれた音楽グループもあり、紅白歌合戦に出演する程までになりました。
そして、アニメ化することで重要なのは、「声優のキャスティング」
これはよく「脳内変換問題」と言われ、人は通常漫画を読んでいる時、無意識に自分がキャラに勝手に声を当てて脳内で想像しながら読んでいることが多いので、そのイメージとアニメ化された時の声のイメージが合わないと違和感を感じるという悩ましい問題です(笑)
原作ファンからすると、イメージとかなり違うアニメがあります。例えば、るろうに剣心の剣心なんかは、いい年の男なのに声優が女性ということで、違和感が大きかったのを覚えています。原作はジャンプの中でも歴代11位の売り上げだったが、アニメは原作ほどの人気ではなかったのではないでしょうか。正直、キャスティングミスだったのではないかと、今でも思っています。良くも悪くもキャラの声はその声優さんのものになってしまうので、他に合う人がいたとしても、既に代わりはききません。
長寿アニメなどは、声優の高齢化によって、キャスティングを変更することもあります。ドラエもんなんかは、有名なところで、サザエさんもコナンもルパンも、若返りが図られていますが、ドラエもんは、平成世代は水田わさびドラエもんが基準で、昭和世代は大山のぶ代ドラエもんが基準なので、やはり未だに違和感はあります。独特すぎると、真似できなかったり、モノマネはできても、ネタで終わったり決めゼリフだけになってしまったりするので、キャスティングの変更は中々難しいものがあります。
そういう中では、ルパン三世は、モノマネ芸人のクリカン(栗田 貫一)が引き継いで、上手くいっている良い例ではないでしょうか。
今後心配なのは、何と言っても孫悟空。野沢雅子さんは御年80歳を超えるでぇベテランで、ご高齢で喉に負担のかかるセリフも多い。もし誰かに変わるなら、今や大人気の、野沢雅子さんのモノマネをしている、お笑い芸人のアイデンティティにやってもらいたいところ。キャラのモノマネをするのは普通だが、声優さんそのもののモノマネをするのは新しい着眼点で、とても面白い発想でもあるが、野沢雅子さん自身もキャラが強いからできたことかもしれない。
もう一つは作画を担当する制作会社。
アニメにあって漫画にないものは、声と動きです。キャラクターデザインや作画は、動きになる為、どの制作会社が担当するかはとても重要なのです。
漫画原作の場合は、原作の雰囲気を重視して、キャラクターデザインされるので、色合いは問題ないが、動きになると、特にバトルものは動きが大きいので、時々「作画崩壊」と言われる現象が起こってしまう。
どういう状態かというと、明らかに顔のバランスが悪かったり、髪型がおかしい、要は雑に描かれているということ。手の込んだ作画の場合、スケジュールの都合上、こう言ったことが起きてしまうこともあるようです。
ただ、放送では作画崩壊していても、DVDやBlu-rayになると、きちんと修正されていることが多いので、そこは企業努力に敬意を表しましょう。
これは、漫画でも似たようなことがあって、私も大好きな少年ジャンプに掲載の『ハンターハンター』なんかは有名な話で、下書きやネーム(漫画を描くためのざっくりとした下書き)のような状態で、実際にジャンプ上で掲載されたことがあり物議を醸しだしましたが、その後単行本ではしっかり修正されて発売されてました。
(ちなみに、休載で有名な同作品だが、私を含めた熱烈ファンの中には、そんな下書きでもいいから載せてくれと思ってしまう。それほど面白い作品と言える。)
機会があれば、ハンターハンターの魅力を存分に語っている「マンガタリ」というサイトがオススメ!
興味のある方はコチラ↓
https://mangatari.jp
アニメ映画とテレビアニメ劇場版の違い
アニメ映画(劇場版)と言えば、やっぱりスタジオジブリが代表でしょう。作品としては、今や新海誠監督の『君の名は。』も金字塔を打ち立てました。
宮崎駿監督も高齢のため、跡を継ぐのは新海誠監督が最有力になったが、世界観が違うため、アニメ映画であっても、違うジャンルではないでしょうか。
それにしてもジブリは、年月の重みもあって相当に層が厚い。千と千尋を筆頭に、もののけ姫、古くはラピュタ、ナウシカ、魔女の宅急便。(豆知識として、アルプスの少女ハイジ、未来少年コナンを生み出したのは宮崎駿監督!!)
既に、スタジオジブリは解体されてしまった為、ジブリイズムを受け継いだ方々の作品がどう描かれていくかは見ものです。(詳しくは、また別のコラムに掲載します)
あとは、テレビアニメの劇場版もあります。
毎年定期的に公開してヒットしている『ポケモン』や『コナン』『ワンピース』『ドラエもん』『クレヨンしんちゃん』なども、夏休み、冬休みの時期に、子供をメインターゲットにして公開しています。
ちなみに、テレビアニメの劇場版あるあるといえば、ゲストで人気俳優をキャスティングしがち。(笑)
映画ならではの強敵役を演じることが多いですね。
最後に・・・
アニメの魅力は色々ありますが、特に子供はアニメを見る機会が多く、アニメから色んなことを学びます。日本人なら誰しもが、幼いころからアニメを見て育っているはずです。
だからこそ、例えばカラオケに行ったにしても、子供の頃に見ていたアニメの主題歌「アニソン」は今でも歌えたり、盛り上がったりしますよね?誰の心の中にも、好きなキャラがいて、歌があって、アニメがあるのだと思います。
今後も、アニメ業界は盛り上がっていくし、進化して行くと思います。デジタル化によって、画質も高度に変わってきています。3DCGが導入されていたり、さらなる新しい技術が使われるようになるのではないかと思います。昔の方が良かったと言われることもありますが、それはそれとしてみればいいのではないかと思うし、その時々の良さを感じていけばいいのではないかと思います。
そんなアニメ業界が、このサイトによって少~しでも盛り上がれば嬉しい限りです。
これからも、楽しみながら記事を書いていこうと思っていますので、末永くよろしくお願いします!
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